side Ki ページ24
『スルの久しぶりなんだから』
そういった藤ヶ谷が、俺の閉ざされたそこを丁寧に愛する
その言葉は、あの日の悪夢は、まるでなかったことのように聞こえさせてくれる
藤ヶ谷なりの、優しさなんだと思った
「ね・・ね、もう・・」
ぴちゃぴちゃと、響く音が、俺の羞恥心をかきたてていくから、堪らなくなって、俺は目を逸らした
藤ヶ谷と体を重ねたのはもう1年も前のことで、
あの日以来、コイツのことを考えては、なんとなく、自分の欲求を藤ヶ谷で妄想することを避けてきた
その、藤ヶ谷が、本当に俺に触れてくれている
そう思うだけで、俺は体の血が沸騰しそうだった
「俺も・・する・・」
ふと、上体を起こして藤ヶ谷の緩んだベルトの先に手を伸ばすと、手首をつかまれて、そのままベッドに押し倒される形で逆戻りした
「だめ」
「や・・されてばっかは・・」
「いいの、北山は俺に愛されることだけに集中して」
そういった藤ヶ谷は、すっかり愛されてベトベトになったソコへ、ゆっくりと指先を入れてきた
「っ・・・!」
「痛い・・?」
「へ、いき・・・」
細長い指先は、男としては華奢だろうけれど、それでもやっぱりどこか、ゴツゴツとしていて、
少しずつ奥へ進んでいくその指が、俺の内壁を刺激していく
「あ、ふじがやぁ・・」
甘ったるく、声を上げて、こんな風に甘えられても、気持ち悪いかななんて思いながらも、
そっと手を伸ばすと、
ふっと優しく笑った藤ヶ谷が、
その俺の手を取って、ゆっくりと自分の首筋に回してくれた
「好きだよ・・大好き」
そう、囁いた言葉に、思わず涙が溜まる
いつから、こんなに俺は弱くなってしまったんだろう
きっと・・君を好きだと気づいてしまってからだろうか
そのまま、ぎゅっとしがみつくように、藤ヶ谷の綺麗な鎖骨に顔を埋めるようにすると、
さらに強く抱きしめ返してくれた
同時に、俺の中へ入っていた指先が、くるっとかき回される感覚
「あぁ、あ・・・」
「ちょっと、増やすよ?」
俺の唇を、啄むようにキスをしながら、つながるソコへ、もう一本指が差し入れられた
じゅぷじゅぷと、響く音はどんどん○いを増すように卑猥に乱れていく
「あ、藤ヶ谷・・もう・・」
自分でも、信じられないくらい
カラダの中心はもうパンパンになっていて、透明な蜜が滴り落ちる
早く・・挿入れてほしいなんて・・
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ぺこ(プロフ) - 何回も何回も見てしまうぐらい私がイチオシしてる作品です泣。何回読んでも藤北ー!!!ってなる作品。また来ます! (2023年2月20日 11時) (レス) @page38 id: 13b1a9ed1a (このIDを非表示/違反報告)
ピンクピーチ(プロフ) - Hikariさん» ご愛読ありがとうございます!(^^)私も不憫なKさん好きですのでつい虐めちゃうんです…気が合いそうですねw2sのお話何処かで登場させてみたいです!なんだか、次作のアイディアにつながるヒントをいだけた気がします!藤北ニカセンを絡めた新作書いて見ようかな☆ (2020年1月5日 18時) (レス) id: f1b41ec3ce (このIDを非表示/違反報告)
Hikari(プロフ) - 作品読ませていただいております。 このシリーズ特に大好きです。不憫なKさん好きなので← 特にFさん退院後のKさん最高でした! 作中の2sが付き合ってるようにしか見えず(フィルター)、よかったらいつか2人のお話も登場させてほしいです 新作更新頑張って下さい (2020年1月5日 11時) (レス) id: c57f7876e7 (このIDを非表示/違反報告)
ピンクピーチ(プロフ) - まんじゅうさん» はじめまして^_^最初から読んでいただけて嬉しいです!またlastjokerのほうもお読みいただいてるようで、重ね重ねありがとうございます!これからもほそぼそ頑張って行きますので、よかったら他の作品も楽しんでいってくださいませ^_^ (2019年12月9日 23時) (レス) id: f1b41ec3ce (このIDを非表示/違反報告)
まんじゅう(プロフ) - ピンクピーチさんはじめまして!最初からずっとこの作品を見ていますがとてもいいですね!last jokerも頑張ってください!これからも作品楽しみにしていますね! (2019年12月9日 21時) (レス) id: 7a73a011d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピンクピーチ | 作成日時:2019年11月17日 18時