それは、タカラモノ 〜第四章 最愛〜

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普段は、あまり見ることのない衣服の下に隠された北山の肌

俺よりも色白なそこに、ゆっくりと舌を這わせると、ぴくっと身体を震わせる

一瞬、その動きに不安になった俺が顔を上げると


「ん・・キモチ・・いよ」


そういって、俺の髪の毛を指先に絡めると、優しく顔を包まれる

初めて触れる、胸の突起を口に含んで、舌先で転がすと、北山から甘い声が漏れて
またキュッと髪をつかまれた


「ごめっ・・」

「ううん・・めっちゃ嬉しい」




北山が、俺で感じてくれている

そう思うと、それだけで堪らない

もう、何にも、傷つかないで
ただ、俺の腕の中で素直に感じていてほしい



「ここ、気持ちいんだ」

「あ・・ヤ、あ、あぁっ・・・」



胸の頂に強めに吸い付くと、一段と高い声を上げて、恥ずかしそうに顔を逸らす
その姿が、俺を余計に煽る


チュッチュっと、何度も啄むように吸い付きながら、片手で北山の中心に触れると、
ジーンズの固い生地の上からでも、ソコがしっかりと形を成していることがわかる


「っ・・」


目の前の、北山に、触れたい

早く抱きたいと思う自分と、北山を怖がらせたくないと思う自分が葛藤して、思わず指先が震えた

本当に、いいのだろうかと、情けなく、戸惑う



「藤ヶ谷・・大丈夫だから・・お前に、触って‥欲しい」



俺の迷いに気づいたのか、北山が俺の手にそっと自身の手を重ねてきた
その目を見つめて、ゆっくりと頷く



「・・触れたい・・北山の全部」


導かれるまま、ベルトのバックルに手をかけて、順番に衣服を脱がせていく
恥ずかしそうに、目を伏せるその姿でさえ・・

俺の理性を簡単に揺さぶってくる

一糸纏わぬ姿になった、目の前の愛おしい人を、ぎゅっと強く抱きしめた





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ここまでお読みいただきありがとうございます

次回更新分より、フラグ予定ですのでご了承ください

二人はこのまま幸せに結ばれるのか・・更新お待ちくださいませ

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