歯医者さんデビュー!! 3 (結心) ページ3
雅紀Side
雅「ゆいちゃん、えらかったんだよね〜
泣かなかったもんね〜」
結「うん!! なかなかったぁ〜」
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智「そうかぁ。えらいなぁ。」
和「すごいねぇ、ゆいちゃん。
頑張ったんだねぇ。」
翔「すごい、すごい。
ゆいちゃんはお利口さんだなぁ〜」
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結「へへっ///」
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みんなにべた褒めされた結心は、
翔にぃに顔をわしゃわしゃとされて、照れたように笑っている。
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みんなも嬉しそうにニコニコとしてるけど、
笑ってられるのは今のうちだと思うよ〜
この後、俺、超重大発表するからね(笑)
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翔「よしっ、じゃあご飯の前にお風呂入ってきちゃうか!!」
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ちょうどよく翔にぃが結心をお風呂に連れてってくれて、
言うなら今しかないと、俺は座っていたソファーから立ち上がった。
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雅「あのですねぇ・・・みなさん・・・」
智「なっ、なに。そんな改まって(笑)」
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雅「あのぉ・・ゆいちゃんなんだけど・・・・
・・・・・歯医者さんデビューすることになりました!!」
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潤「は・・・・・・・はぁ?」
和「まさか・・・・虫歯あったの?」
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雅「うん。小さいのが一つだけだけど。
治すなら早いうちがいいと思って・・・・
明日、予約入れちゃった。」
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智「明日・・・・また急だねぇ。」
雅「だって明日の夕方なら、智にぃあいてるでしょ?」
智「えっ? 僕の予定に合わせたの?
ってことは・・・・僕が付き添い?」
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雅「だってぇ・・・翔にぃはしばらく休みないみたいだし、
和なんて来てくれるわけないし・・・
それにたぶんAも・・・・」
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キッチンでご飯を作っているAに
“明日歯医者さんなんだけど・・・”と言うと、案の定いや〜な顔をした。
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補助でいったらAよりも智にぃの方が慣れてる分うまいだろうし、
Aも歯医者さんには近づきたくないだろうから(笑)
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雅「お願いだよ、智にぃ〜
手伝って!!」
智「はいはい。
今から気合入れときますよ〜(笑)」
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明日は確実に大変な日になる。
俺も気合入れて、どうやって治療するか考えておかないと。
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明日のために、今日は早めに寝ておこうかな(笑)
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作者名：ちさ
| 作成日時：2012年12月8日 20時
