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剣を振るうこの男の名は、コネシマ･クレール
2年生のSクラスに所属する編入生で、主人公マリーと出会ったばかりの頃は、マジで人を見下す傲慢な性格な男である。
だけど彼も変わる…今はそれの手助けをすればいい。
コ｢なんやお前…俺に楯突くたぁええ度胸しとるなぁ｣
『この学園では身分は関係ない…実力が全てなのだから、地位や権力を振るうのはお止めなさい』
はっきりいって見苦しい
未だ振り下ろされた剣を掴んだ状態のまま説教をしていると、急に剣が消えた。
なるほど、彼のオリジナル魔法で剣を召喚してたのか。
シャオロンと似てるけど明らかにレベルが違うのだけはわかるよ。
剣を元ある場所に戻したあとは手首をくるくると解しながら私を嘲笑ってた。
コ｢実力が全てねぇ…じゃあなんでアンタは弱い奴を守るん？妹だからか？
そんな弱い妹を守ったところでなんの利益にもならんやろ｣
コネシマは私に近づいて耳元で囁いて目を見開いた
それはとても腹立たしいもので、それでいて彼というキャラクターをよく表しているものだった。
コ｢家族なんて守ったところで無駄やろが…所詮はフィクション
それが現実や｣
よくまあそんなことが言えるわね
盛大なため息を着いて、お返しに胸ぐら掴んで私の口元に耳を寄せると嘲笑ってやった。
『大変ね…“一国の王子様”も』
その後すぐにパッと手を離して振り向けばマリーがポカンとしていた。
おいおい…私は先に行けと言ったのになんで行かないのさ
かと思えばハッとして顔を青ざめながら私の手を掴んだ。
マ｢お姉様！お怪我をなさってるじゃないですか！｣
そういえばさっきコネシマの剣を鷲掴みにしてたな
今になってズキズキと痛む血だらけの手を見て、私は血で汚れてない手の方でマリーの頭を撫でた。
『この程度ならすぐ治ります…早くスイーツを運びましょう。味の質が落ちてしまうわ。』
にっこりと笑ってスイーツのワゴンを片手で押すと、マリーが慌てた声で自分がやるからさっさと保健室に言ってくれと懇願してきた。
マ｢お姉様は御自身の体をなんだとお考えですか!?
これは私が責任を持って運びますから急いで怪我の手当てをしてください！｣
なぜ私が説教をくらっているのかは置いておくとして、マリーの優しさが心に染みた。
『マリーは…私のことをどう思っているの？』
今聞くことではないことはわかっているけど、口が勝手に動いていた。
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りんご(プロフ) - 初コメ失礼します！面白くて一気読みしちゃいました☆ (2021年8月19日 16時) (
レス) id: 0e9f08b2f2 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム(プロフ) - やべぇっす、めっちゃ面白いです！これからも応援してます！ (2021年8月9日 23時) (レス) id: 85fdf7e712 (このIDを非表示/違反報告)
だいあ - はつこめ失礼します！syq君が変人扱いされてて草wwwwっと更新頑張って下さい！ (2021年6月29日 19時) (レス) id: f74d1487fa (このIDを非表示/違反報告)
MasudaHana1023(プロフ) - お誕生日おめでとうございます!この作品、今日から読み始めたのですが、時間を忘れて最初から最後まで読んでしまいました！お体を大事にしてください！応援しています！長文失礼しました (2021年6月13日 21時) (レス) id: 4c93b04cf1 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - お誕生日おめでとうございます！！……たのしく読ませていただいてます！これからも頑張ってください応援してます！ (2021年6月13日 21時) (レス) id: 968d9b147a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年6月8日 20時
