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何とか準備は整った
あとは何時アイツらが来るかどうかなんだけどまだ来る気配がない
『…はいこの書類を依頼者に渡してきて』
シ｢うっす！｣
いつものように書類整理をしていると、校内巡回をしていたはずのロボロとひとらんが慌ただしい様子で活動部屋に戻って来た。
ロ｢先輩！大変なことが!!｣
汗だくで息を切らしているの様子を見る限りだとかなり急いでここに来たのがわかる…が
『まずは落ち着きなさい…伝わるものも伝わらなくなるわよ』
椅子から立ち上がって彼らに近づくと冷たい水を差し出した。
近くの椅子を引っ張って2人を座らせてようやく落ち着いたのを確認すると、私は聞き出すことにした。
『…で、何があったの？』
突然の話の切り替えに戸惑いながらもだんだんと表情を変えて真剣な顔になると報告をしてきたんだ。
ひ｢学園の正門を無断で開けて侵入してきた貴族が2人、使用人を5人程連れて来ています｣
ロ｢俺、影に潜んで近くで様子伺ってたら狂った声と顔で“マリーはどこ!?”…って｣
とうとう来たか…私は顔を顰めた
しかし直ぐに心を穏やかにすると報告してくれた2人の頭を撫でてありがとと言った。
あとは私に任せて欲しい
これは家族の問題…だけどそれ以上の面倒な問題に発展する前に私が片付けないと
『(まったく…本家のAよりも狂った恐ろしいわね
さすが両親と言ったところかしら？)』
私は先程までいた自分の席にある机の鍵付き引き出しを開けると書類を取り出して窓を開けた。
腕輪に力を込めて形を変えるとそれは1本の箒になってふわふわと重力に反している
『御二人には情報提供感謝します
あとはこちらの問題なのでご心配なく！』
片手に箒、もう片方の手には書類をしっかりと持って高所から飛び降りるとまっすぐ学園の正門を目指した。
原作がスタートする前にヒロインが実質死亡とかシャレにならんからな
遠くからでも狂った様子というのは良く見えるわけで、本当に赤の他人として扱いたいよ
でも頑張れ私、あともう少しでそんな奴とはおさらば出来るから
横に腰掛けた箒をぎゅっと握るとさらにスピードが上がって来た。
そして華麗に舞うかのように降りて、余裕の表情を見せつけてこう言うんだ
『これはこれは…
お父様とお母様ではありませんか』
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ギオ - あのー、、はい、神ですか？？？好きです。はい。プリ○ュアとはなんぞやと見初めましたが読ませていただくと、あっ、、ふーん？神じゃん。という気持ちに刈られました。どうしてくれるんですか←。キャラ達のストーリーとか神ですか？？？ (2022年11月6日 22時) (
レス) @page50 id: 6022af29ca (このIDを非表示/違反報告)
鈴@suzu(プロフ) - 今日読み始めたんですがどっぷりハマりました！！応援してます、更新頑張って下さい！！！ (2021年5月3日 20時) (レス) id: 88b4bdfcb5 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter(プロフ) - えっ神じゃん(便乗) 更新待ってます！ (2021年4月21日 21時) (レス) id: 89c438f032 (このIDを非表示/違反報告)
momo - えっ神じゃん (2021年2月6日 21時) (レス) id: 23dfee1259 (このIDを非表示/違反報告)
momo - 神じゃん (2021年2月6日 21時) (レス) id: 23dfee1259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年1月15日 16時
