136 ページ39
(貴女side)
まさか大先生がサポートしに来てくれるなんて
それにあの表情…どこか吹っ切れてるわね
『何があったかはわからないけど…助けに来てくれてありがとう』
大先生のオリジナル魔法は煙さえあればなんでも出来る…つまり今魔物達は彼の生みだした幻想に惑わされているという訳だ。
鬱｢ちなみにあいつらの動きを止められているのはあと10秒ってところやな｣
『それを早く言いなさい馬鹿!!』
慌てて腕輪に力を込めると姿を変える
魔物はとにかく浄化させればいいのよ…ならプリキュアの力はかなり強力
『私がダンジョンボスを仕留めるから大先生は他の魔物を何とかして！』
鬱｢あまり気が乗らんなぁ…女性に強敵を任せるなんて｣
今になってそんなことを言うんじゃないよ！
腕輪に力を込めてその姿を変えると私はそれを手に握った
彼女はプリキュアではない…だけどプリキュアのように戦う
だって彼女は
青いバラの戦士だから
『ミルキィローズ、力を借りるわよ！』
それは女の子の憧れであるメイクパレットをモチーフにした変身アイテム｢ミルキィパレット｣
ある条件になると出現するそれは大抵変身の際に手に握られる
そして今の場合は技を出すためだ
『邪悪な力を包み込む、薔薇の吹雪を咲かせましょう
ミルキィローズ･ブリザード！』
青い薔薇の花弁達は吹雪の如く標的に襲いかかる
何千枚、何万枚の花弁は邪悪な力を包み込みいずれ一輪の巨大な薔薇になるだろう
鬱｢なんちゅー綺麗な薔薇…｣
誰もが巨大な薔薇に見とれていた
それは隣にいた大先生もだ
見事ダンジョンボスを倒した私、ドロップアイテムは特になし
倒しただけでなんにもない…という訳ではなく
ボスを倒した瞬間周りの雑魚もしょうめつしていったのだ。
雑魚の魔物はボスが生み出していたのね…納得
グ｢どんどん湧いて出てくると思ったらそういう事だったのか…疲れたから先に帰らせてもらうぞ｣
『明日から仕事に追われるけど頑張ってくださいね、生徒会長様』
確かに突然の魔物討伐は疲れるな…なんの装備もしないで戦ったから怪我した生徒も少なくはないだろう
一度生徒を全員パーティーホールに集めて怪我人とそうじゃない人で分けるべきだな
そこら辺は先生方と相談だな
『今日は徹夜決定ね』
鬱｢俺も手伝う…トントンも巻き込むか｣
性格悪いわね大先生…まあ最初からそのつもり
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ギオ - あのー、、はい、神ですか？？？好きです。はい。プリ○ュアとはなんぞやと見初めましたが読ませていただくと、あっ、、ふーん？神じゃん。という気持ちに刈られました。どうしてくれるんですか←。キャラ達のストーリーとか神ですか？？？ (2022年11月6日 22時) (
レス) @page50 id: 6022af29ca (このIDを非表示/違反報告)
鈴@suzu(プロフ) - 今日読み始めたんですがどっぷりハマりました！！応援してます、更新頑張って下さい！！！ (2021年5月3日 20時) (レス) id: 88b4bdfcb5 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter(プロフ) - えっ神じゃん(便乗) 更新待ってます！ (2021年4月21日 21時) (レス) id: 89c438f032 (このIDを非表示/違反報告)
momo - えっ神じゃん (2021年2月6日 21時) (レス) id: 23dfee1259 (このIDを非表示/違反報告)
momo - 神じゃん (2021年2月6日 21時) (レス) id: 23dfee1259 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年1月15日 16時
