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私は彼に近づいて顎を掴んだ
ゾ｢何を…ムグッ!?｣
何かを言おうとする彼の口の中にすかさず突っ込んだひとつのおにぎり
これは私が寮で大量に握ったものの一つである
『悪いねぇ…私達ボランティア団体はスラム街の住民の餓死を出来るだけ防ぐことだから〜』
彼は絶対に食ってなるものかとプライドを優先してそれを吐き出そうとした。
しかし私はそんなことさせまいと手で口元を抑えて何がなんでも飲み込ませた
『食え…そして飲み込め！』
どうにか飲み込ませたのを確認して手を離すとむせて今にも吐きそうになっていた
仕方がないと水筒に入った水を飲ませると、私を睨んで何するんだと言ってきた。
だから言ったでしょ…飢餓で苦しむ住民を減らすことだと
『あのさ…あんたのプライドでボランティアの食べ物を受け取らないのは結構
でもそれであんたが餓死するのだけは防ぎたい
あと、ボランティア団体は何を言われようとこの街が完璧に改善されるまで決して出ていくことはない』
ゾ｢んだと…！｣
このガキは何か勘違いしているようだな
ならば教えてあげよう
彼の胸ぐらを掴んで額同士を強くぶつけると私は動じることなく言った。
『お前みたいなガキ1人の言葉を聞いて私達が出ていったところで何が変わる？
お前に飢餓で苦しむ子供達を救えるとでも？
汚れた水を飲んで苦しむ人々が減るのか？』
ゾ｢…っ！｣
頭の悪いガキに教えるとしよう
『大人のプライドで未来ある子供たちが死ぬということをよーく知っておくんだな…』
子供は従順だ
親があんな偽善者共の飯なんか受け取るなと言えば子供は簡単にそれに従って飯を食べない
それを彼にも知って欲しかった
『…それでもお前はまだ私達ボランティア団体に出て行けと言うのか？
またこの街の子供たちを殺すつもりか？』
私はそれだけを言うと、彼の胸ぐらを離してバディの魔法士に言った。
少し森に行ってきます…と
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ギオ - あのー、、はい、神ですか？？？好きです。はい。プリ○ュアとはなんぞやと見初めましたが読ませていただくと、あっ、、ふーん？神じゃん。という気持ちに刈られました。どうしてくれるんですか←。キャラ達のストーリーとか神ですか？？？ (2022年11月6日 22時) (
レス) @page50 id: 6022af29ca (このIDを非表示/違反報告)
鈴@suzu(プロフ) - 今日読み始めたんですがどっぷりハマりました！！応援してます、更新頑張って下さい！！！ (2021年5月3日 20時) (レス) id: 88b4bdfcb5 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter(プロフ) - えっ神じゃん(便乗) 更新待ってます！ (2021年4月21日 21時) (レス) id: 89c438f032 (このIDを非表示/違反報告)
momo - えっ神じゃん (2021年2月6日 21時) (レス) id: 23dfee1259 (このIDを非表示/違反報告)
momo - 神じゃん (2021年2月6日 21時) (レス) id: 23dfee1259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年1月15日 16時
