どうも、ポケモン博士です。3 (ページ2)

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101話ページ2

私は何をやっているんだ

雰囲気と目元からして十中八九、リキオのお母さんなのだろうが…なんで私までリキオの手を掴んでしまったのだろう。

『…少しだけ落ち着いてください

あなたと息子さんの世界に入られると勘違いが起きますよ。

現に私はあなたの事を子供を誘拐する女性と認識しています。』

｢なっ…！私はこの子の母親です！｣

ですよね〜！

でも、何故こんなにもお母さんはリキオに怒っているのか分からない

まさかとは思うが…リキオは親に自分のやりたい事を話してないのか？

『リキオくんまさか…』

｢だって…ママに言ったら絶対反対されるし、本当はガバイトを相棒にする事をすごく嫌がったんだ。｣

そうだね反対するだろうね…言うことの聞かないガバイトを相棒にする以前に、ドラゴンポケモンは一般家庭で家族として迎え入れるケースは珍しい方である。

｢あんな危険なポケモンをうちで飼うなんてとんでもないと言ったのに勝手に育てていたのね！

もう許しません

今すぐポケモンセンターに行って逃がす手続きをします！｣

おいおいポケモンの気持ちフル無視かよ

しかし私から文句言うのは少しばかり違うというものだから…

｢…嫌だっ!!

僕がママの言う事を聞かない悪い子なんだ。ポケモン達は悪くない！

お願い、ママの言う通り公務員になる勉強もするからポケモン達には…！｣

もう見てらんないし聞いてらんない

だから私はこの子のフードを掴んで勢いよく被せた。

話の続きをさせないように、これ以上の我慢をさせないように

『ポケモンに罪はない…子供の意見は時に正論になる。

私にはリキオくんの言葉が一番信用できます

どうです？今からゆっくりお話出来る場所に移動するのが良いと思いますよ。』

こんな場所で子供に恥をかかせるのもどうかと思うしね