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＿＿汚らわしい
＿＿浅ましい
＿＿そして嘆かわしい
＿＿今こそ、そのような暗がりからお出になる時です
誰かがそう言った
ここが何処かなんてわからない
オレを呼ぶ声に導かれて来てみれば何も無い空間が広がっていた。
今までオレは何をしていたのか…思い出せない
？｢シドー様
破壊神たる貴方様がいつまでそのような弱々しいお姿なのです？｣
うるさい
自分の姿に疑問なんて持ったことないから弱いのかどうかも分からないのだ。
だから聞き覚えのあるようなないようなそんなの声がオレに生贄を捧げるとか言われても、嬉しくもないし嫌でもない
目の前に現れた骸骨の騎士をぶっ倒していくとどんどんオレの中にある何かが喜んでいる
＿＿良いぞ…もっと もっとだ
これは…オレなのか？
抗いたい気持ちと抗わなくても良いと考える何かがぶつかって今にも負けそうだった。
それでも生贄と称した骸骨の騎士共はどんどん現れる
倒して倒して倒しまくって得たものはオレがオレじゃなくなっていく感覚だけだった。
今までのオレが本当だったのか、これから得るのが本当のオレなのかすらもわからなくなって、ギュッと目を閉じた。
聞き覚えのある高らかな笑い声を黙らせようと目を開けた時、オレは絶句した。
なんで…今まで出会ってきた仲間が倒れてるんだ
シ｢ルル！チャコ！ペロ！アネッサ…！｣
誰がこんなことをしたんだ
誰がオレの仲間を殺したんだ
苦しくなって、この現実から目を背きたくてその場にうずくまると後ろから声が聞こえた。
ハ｢貴方様が殺したのです、如何でしたか？
生贄の味は！｣
オレが…殺したのか？
そんなの嘘だ…嫌だ！
ハ｢このクズ共も役に立ってくれました
破壊神の生贄になるなんて身に余る光栄でしょう！｣
うるさい…黙れ
お前だけは許さないぞ、ハーゴン!!
手に握る武器を振り回して後ろのハーゴンに当てると、それは本来の姿を現すかのように変えていった。
シ｢ひっ…！A!?
違うんだ！これは…！｣
絶望したような顔でオレを見ないでくれ
どうしてオレを欺くんだよ
頭が痛くなってきてプツンと何かが切れた音がした。
もう…どうでも良くなった
今の自分を受け入れてしまおう
そうなると笑いが止まらなくなってきた。
シ｢A…
助けて…くれ｣
今更お前に助けを求めちまう…オレは
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かね(プロフ) - 更新楽しみです!!!!!!((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (2021年5月5日 6時) (
レス) id: 701aebc5e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年4月28日 13時
