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夕焼け空を見ながら深呼吸をすると私はハープ無しで歌を歌った

それは私が現実世界で普通の人間として生きていた頃に若者に人気だった曲


ただ何も考えずに歌い続ける少女が初めて上手くいった時、唯一の主が褒めてくれた時に生まれた心…

その時の喜びを歌った曲なのだ。


「心…忍者にだって心はある

今、天女の妖術にかかった彼らにだってあるんだ…!」


私はまた心に決めた

妖怪を助けて、器にされた人間も助ける!……と

それが神として生きる私の仕事だ


なんてことを考えていたら少しお腹が空いてきた。

そういえば人にかき氷を作っておいて自分の分は作ってなかったな…


「……普通にご飯食べよう」


見かけだけだと思って作った畑に向かうと見事に実った野菜たちを見つめた。

私の力はさすがだと思う

どうやらこの森にいる限りは無制限でありとあらゆるものをを操れるらしい

植物、水、大地、etc…

そしてその森の範囲はだだっ広い

それなりに忍術学園とは離れているけど、その忍術学園もギリ範囲内にあるから植物を操れるレベルだ。


…おっと、話がズレたな


つまりこの私にかかれば最高に美味い野菜なんて簡単に作れてしまうのだよ


「では頑張って育ってくれた野菜達に感謝を込めて…

いただきます」


大地のめぐみに感謝を込めて野菜を収穫すればそれをざるに入れて水で洗う

それを厨房に運んだ

そうだなせっかくだからシナ先生にも食べてもらうか


「今日はもう遅いですし泊まっていってくださいな

私もさすがに女性1人で学園に返すような鬼では無いので…」

厨房から顔を出して苦笑しながらそう言えば、シナ先生は少し驚いたような顔をした。

そういえば彼女はもう既に学園で会ったことがあることに気づいているのだろうか?

まあそのことも加えて食事の時間に言うとしますか…。









翌日

私は今日から学園で忍術を学ぶという名の潜入捜査をすることになった。

もちろんこのことを知ってる人は極わずか


「あまり無理しないようにね…いくらあなたの力が強力でも限界はあるから…」


こうやって隣で心配してくれる山本シナ先生が1番の味方だと思う

なんてことを話している間に到着したぜ忍術学園


不思議なオーラを纏うその建物を見るだけで武者震いが止まらずに舌なめずりをした。


今、私の中にあるのは


「任務開始」


この4文字だけだった。

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夏の雪うさぎ - とっても面白いです!! 続編、楽しみにしてます! (2020年7月13日 3時) (レス) id: 70e268b279 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - またたびはまたさん» はーい!待ってます!がんばって下さいね!はまたさん! (2020年7月12日 16時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
またたびはまた(プロフ) - printemps(プランタン)さん» 現在制作中で公開できないので下書き中となっているので本編は読めなくなっていますもうしばらくお待ちください! (2020年7月12日 16時) (レス) id: eb0b1c1007 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - 下書き?? (2020年7月12日 15時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - うお続編!忍たまだあ!!おめでとうございます^^ (2020年6月24日 18時) (レス) id: 732326779f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:またたびはまた | 作成日時:2020年6月23日 22時

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