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百五話 ページ5
ひとまず一件落着、そう捉えて私達は帰ることにした。
ノボリさんとテルのおかげでツバキの考えが少しでも変わったのならそれでよしとしよう。
｢…A｣
さぁ帰ろうという時に引き止める1人の声
セキさんだった
｢お前はテルやノボリのようにポケモンに対する認識が普通じゃない。
ポケモンを恐れずに仲間と認識して共に高みを目指す……何故だ？｣
何故…ね
そんなの私にとっての当たり前だったから、それが答えになる。
でもそれでは彼は絶対に納得しない
だったら潔く私の正体を明かすか？ダメだ人が何人もいる前で話すには私の勇気が足りない。
『私は…話すには重すぎる秘密を背負っています。
今はそれしか言えません』
もったいぶって話さない今の私を許して欲しい
セキさんにとって時間の無駄遣いになることを詫びたいけど、彼は直ぐに｢そうか…｣と呟いてそれ以降は何も言ってこなかった。
ごめんなさいセキさん
私が秘密を話せる日が来るまで待っていてくれるのなら…せめて前世の私を思い出すまで
『帰ろっか…テル』
「はい！」
肩を並べて一緒に帰ろう
私も今は普通の人間でいたいから
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にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまいました…!!!!セキさんとの絡みめっちゃ好きです…!!更新楽しみにしてます。頑張って下さい！ (8月14日 17時) (
レス) @page14 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2022年11月6日 22時
