36話 ページ39
ゲ〈マスター…オイラは怒ってる！〉
貴｢……はい？｣
先程までなにをしてくるかわからないような雰囲気を醸し出していたゲンガーは突然幼い態度をとってほっぺたをふくらませた。
ゲ〈マスターが辛い時も泣いてる時もオイラをボールから出してくれなかった！
それにさっきもマスターは泣いてた！だから勝手に出てイタズラをしてマスターの気を引いた！〉
……もしかしてゲンガーは私を励まそうとしていたのか？
さっき…多分オールマイトと一緒にポケモンを見ていた時だ
私が弱音を吐いてポケモン達の怒りを抑える自信がないと言ったのが聞こえていたのか。
ゲ〈あの金髪のおっさんも言ってた！オイラ達ポケモンも感情がある！
だからマスターが悲しむようなことは絶対にしない！〉
と言ってゲンガーは私の頭を撫でてくれた。
ゲ〈オイラ達ポケモンにいつでもマスターは寄り添ってくれた！
だから今度はオイラ達の番！〉
貴｢ゲンガー……！｣
溢れそうになった涙を乱暴に拭き取ると私はゲンガーを抱きしめた。
そうだオールマイトが言っていたじゃないか
ポケモンだって感情がある
なぜ怒っているのか、泣いているのか、不安にしているのか……それを理解するためにこの力があるのではないか。
今回ばかりはゲンガーのいたずらに目を瞑るとしますかね…
貴｢ゲンガー…もうイタズラしないでね……あともし人を驚かせたりしたのなら謝りに行こ？｣
ゲ〈ゲゲッ!?うー…はーい〉
私の言葉に驚いていたけどすぐに素直になって返事をした。
貴｢……というわけだったの｣
相｢なるほど…ゲンガーは校長先生にもイタズラをしていたんだな…
申し訳ありません校長先生｣
ゲンガーがイタズラをした人物を聞き出せばまさかの校長先生だったよ…なんて人にイタズラしてんだよ！
根｢HAHA！大丈夫怒ってないよ
学校には問題児は付き物だからね！｣
WOWやっぱり校長先生は心が広いや！
貴｢でもやっぱりごめんなさい！これも私の個性が制御できてない証拠…私もっと強くならないと！｣
この世界での私の個性はポケモン……の力を借りて自信が戦うことであり
ポケモン自体は抑えられない
だけどポケモンは900近くいることを忘れないで欲しい
1匹のポケモンが暴走したらもう1匹と一緒に制御すればいいのだから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 284人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くもねこ - イーブイの進化系のシャワーズお願いします (2023年3月12日 23時) (
レス) @page34 id: 7f76583898 (このIDを非表示/違反報告)
くもねこ - ワンパチと13先生て同じ声優なんですね。 (2023年3月12日 23時) (レス) @page34 id: 7f76583898 (このIDを非表示/違反報告)
御影 - アローラ&カントーロコンペアお願いします (2020年9月13日 18時) (レス) id: 44f3b52daa (このIDを非表示/違反報告)
沖亜(プロフ) - 初コメ失礼します。 ロコンを出して欲しいです！よろしくお願いいたします！ (2020年5月24日 11時) (レス) id: 27e9ff1823 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - →あとニンフィア&アシレーヌが女性風かと思えば♂だったら？みたいな♪長文ですみません（焦。此れからも応援しています(｀・ω・´)ｂではまたっ♪ (2020年4月15日 11時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：またたびはまた | 作成日時：2020年1月18日 8時
