検索窓
今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:63,538 hit

86話 ページ37

さてと、目の前で美味しそうに昼飯のサンドイッチを食べる少年をどうしようかな。

ここはなんてことの無いカフェ

目の前にいる少年の名は「リキオ」とこれまた勇ましい名前である。

何故私が彼にサンドイッチを奢ってまで一緒にいるのか、それは時を巻き戻す必要がある。












私はただ気分転換に買い物をしようとしただけなんだ。

それでサトシとゴウの2人組がいたから声をかけたんだよ。


そしたら何故かリキオが私を見るなり歩み寄ってきて弟子にしてくださいと言ってきたんだ。


流石に私も理解できなくてとりあえず名前とか聞いたんだけどこれがびっくり。

どうやらリキオは私に憧れてドラゴン使いを目指す事にしたそうだ。

その第一歩として市販のマントを羽織って行動していたと。

更にはシンオウ地方にいる親戚に頼んでドラゴンポケモンのガバイトを譲ってもらったそう。

なんというか…行動力だけは評価してやるよ。


『えっと…リキオくん?』

リ「はい!」


返事まで元気だな

とりあえず手持ちポケモンを確認するためにポケモンを見たんだけどさ…。

やはりガバイトはリキオを舐めきってる

言い難いが言うしかない


『君、このガバイトのことを真面目に面倒を見ていますか?』

リ「はい!ちゃんとご飯もあげてできるだけガバイトの環境に合うように部屋も改造しました。」


それだけではガバイトは彼を認めないだろうね

見たところこのガバイトは結構なバトル狂とみた。

とにかく強さを追い求める性格をしてる


『君自身のバトルの腕がないと彼は君を認めないし言う事も聞かない…だから周りに迷惑をかけているのではありませんか?』


私は決して間違ったことは言ってない

それに彼の憧れゆえの行動は我らドラゴン使いの名を汚してしまった。

申し訳なさに下を向いて涙を流すまいと歯を食いしばる少年がやるべき事はひとつ


『まずは…カントー地方にある8つのジムを巡って実力をつけなさい。

君とポケモンとの信頼関係を築くことが出来たその時、私は貴方にドラゴン使いの試練を受ける資格を与えます。』


とても良い条件だろう

それほどにドラゴン使いというのが辛く苦しい道であるかを知って欲しい、だから私はあえて彼に提案をしたんだ。

彼は私を見て目を丸くした

さてどうするか…彼の本質がまだ掴めずにいるからこそここで決まる。




リ「…必ずバッジを8つ集めます!」




まあ及第点と言ったところかな

87話→←85話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (154 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
316人がお気に入り
設定タグ:ポケモン , アニポケ , 転生
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めいめい - この作品好きすぎてやばい… (2022年3月7日 1時) (レス) id: 73de415c6e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこの妖精(プロフ) - あまねさん» まじでこの作品に出会わなかった自分が馬鹿馬鹿しく見える (2022年1月23日 13時) (レス) @page27 id: 4cd21e436e (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの?私バカなの?((((喧しいわ (2021年11月22日 10時) (レス) @page17 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月16日 1時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - この作品好きです!更新頑張ってください! (2021年8月28日 22時) (レス) id: abdd5dc6bd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:またたびはまた | 作成日時:2021年8月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。