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53話 ページ4

目の前にいる2人の少年が食べるジャンクフードをぼーっと見つめながら頬杖をつく私の内心は、癒しの3文字が浮かぶのと同時にだるいとかめんどくさいとか言う負の感情もまたあった。


『さてと…もう一度聞くけど、なぜ君達は私に講義をしてもらいたいのですか?』

ゴ「それはもちろんA博士だからです!

あなたはご存知かどうかは分かりませんが、謎のベールに包まれたドラゴン博士から得るものは沢山あると思うんです!

俺はポケモンの生態について、そしてサトシはポケモンバトルに応用できる知識が欲しいんです。ですからお願いします!


僕達にドラゴンポケモンについてご教授ください!」


うわぁ…断りにくい

まだ子供に何かを教えるのはいいよ…でも絶対裏でサクラギ博士が仕事の話を持ちかけてくるやつじゃん。

どうりでサクラギ博士からのアポ電話が多かったわけだよ!

人付き合いが人一倍苦手というか嫌いな私にとってこの話はメリットがない。


『…君達はドラゴンタイプのポケモンを所持しているのかい?』

サ「俺がカイリューをゲットしてます。」


なるほどね…確かカイリューの楽園と言われてる島で友情ゲットした奴だっけか?

カイリューなんて私が1番よく知っているポケモンじゃあないか。


『カイリュー…ドラゴンポケモン、ドラゴン・ひこうタイプ

特性はせいしんりょく、隠れ特性はマルチスケイルのふたつが確認されている。

生態としては遭難者を助ける程心優しい反面、逆鱗に触れると全てを破壊し尽くすまで止まることは無いという恐ろしい一面もある。

特攻面よりも攻撃面の方が得意で、りゅうのまいでこうげきとすばやさをあげながら戦いを有利にするやり方が特にぴったりなポケモンとも言えるね。


はい私の講義は終了』

サ・ゴ「えっ…それだけ!?」


驚く2人を置いて立ち上がると、そのまま出口に向かって行った。

それだけって言ってたけどドラゴンの生態も知れたしバトルに応用出来る説明はしたんだからいいでしょ…これで。


サ「待ってください!

俺、もっとドラゴンポケモンについて知りたいです!」

ゴ「俺も!今後ドラゴンポケモンをゲットするためにも知識は欲しいです!」


こいつらさっきまでハンバーグ3分の1までしか食べてなかった?

今私の両サイドに立ってるんだけど…どんだけ早食いできるんだよ。

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めいめい - この作品好きすぎてやばい… (2022年3月7日 1時) (レス) id: 73de415c6e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこの妖精(プロフ) - あまねさん» まじでこの作品に出会わなかった自分が馬鹿馬鹿しく見える (2022年1月23日 13時) (レス) @page27 id: 4cd21e436e (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの?私バカなの?((((喧しいわ (2021年11月22日 10時) (レス) @page17 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月16日 1時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - この作品好きです!更新頑張ってください! (2021年8月28日 22時) (レス) id: abdd5dc6bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:またたびはまた | 作成日時:2021年8月28日 21時

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