73話 ページ24
荷物を持ってタクシーを拾うと急いでヤマブキシティの研究所に向かった。
すると研究所の入口前に立つ2人の影
『サダノリくん、メグちゃん！
一体何が届いたと言うんですか…』
2人は黙りじっと1つのダンボール箱を見つめていた。
なんだこれ…一般的なダンボールのサイズなのはわかるんだけと宛名がない
えぇ…怖い怖い怖い！
『今すぐに空の彼方に投げ飛ばしたい』
メ｢やめてください博士ならやりかねないですよ！｣
とりあえず中身確認のために研究所に入るか
『そういえばどうして2人は研究所に来たの？
今日から2人に連休をあげたはずだけど』
サ｢えっと…実はメグが忘れ物をしちゃって
よりによって鍵を研究所に置いてきたとか言ううっかりをしたので僕の鍵を渡しにここまで来たんです。｣
なるほどね…それで2人がいたんだ
たしかに今日は仕事があったから私に鍵を借りる訳にもいかなかったんだろう。
私は重たい箱を抱えながらもメグちゃんに早く忘れ物と鍵を取りに行くように言って研究室の開けたスペースに箱を置いた。
それにしてもなんなんだこれ…
カッターでガムテープ部分を切って中身の確認をするとその後におきた一瞬の出来事に私の頭は追いつかなかった。
箱を開けると同時に視界に広がったのは丈夫そうな網で私は見事にそれに捕まり身動きが取れなくなっていた。
『なにこれ…！』
網を切ろうにも慌ててカッターを放り投げてしまったのでどうにもできない。
隣にいたはずのサダノリくんは距離をとってこちらを見ているだけだった。
見てないで助けてよ
サ｢ごめんなさい博士
あなたを利用して貢献したいのです｣
冷たく言い放たれた事の内容に理解が追いつかない
身動きがうまく取れないのをいい事に私の口元に妙なガスを吹き込んで来た
『なっ…！？』
ゴホゴホとむせながらも吸ってしまったそれのせいで私の意識は段々と薄れていく
しまった…研究室には私の許可なしにポケモンが入れないようにしてたから助けも呼べない
失敗したな
そんなこと考えたところでもう遅いけど
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めいめい - この作品好きすぎてやばい… (2022年3月7日 1時) (
レス) id: 73de415c6e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこの妖精(プロフ) - あまねさん» まじでこの作品に出会わなかった自分が馬鹿馬鹿しく見える (2022年1月23日 13時) (レス) @page27 id: 4cd21e436e (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの？私バカなの？((((喧しいわ (2021年11月22日 10時) (レス) @page17 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月16日 1時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - この作品好きです！更新頑張ってください! (2021年8月28日 22時) (レス) id: abdd5dc6bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年8月28日 21時
