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62話 ページ13

楽しい時間はすぐに終わってしまい、気づけば夕方になっていた。

そろそろこの子達を研究所に帰さないとまずいな。


『帰りますか…サダノリくんとメグちゃんはきりが良いところで帰ってください。

私はこの2人をクチバシティにある研究所まで送ります。』

メ「はい!気をつけてくださいね」


とりあえず鍵は皆持ってるから問題ないだろう。

必要最低限の荷物を持って研究所を出ると駐車場に止めてある車に2人と一緒に乗った。

ロトムにはナビを頼んでエンジンをかけたら2人は後ろで今日の出来事を楽しそうに話していた。

なんでも楽しそうに話すわね…君達は

なんてことの無い夕焼け空をバックに走る車はとても絵になるのだろうか…と思いながら坂道を登っていくと到着したのはサクラギ研究所の前

アニメでも思ったのだが、まあいい景色だ事


『(サクラギ所長に出くわす前に帰るか)』


割と酷いことを言ってるなと自覚しつつサトシとゴウが施設内に入ったことを確認してから車に乗ろうとしたその時だった。




桜「待ってくれぇぇぇ!」


聞こえる…この声は聞きたくないよ

なんかもう怖いんよあの人

まるで私をレアポケモンのようなイメージを持ってる人から逃げたくても、待ってくれと言われて体が硬直して動かないのよ。


桜「君!だよね!?

はぁ…サトシと…ゴウが教えてくれたんだ。」


息切れがすごいし言葉が成立してないから何を言ってるのかわからん。

とりあえず落ち着いて息を整えようか

ゆっくりと少しずつ呼吸を整えるように促すと落ち着いてきたのかにぱっと笑って私に礼を言ってきた。


桜「今日は2人がお世話になりました。私からもお礼を言わせて欲しいんだ。」

『いえ…お礼を言われるほどのことはやっていませんので。』


やっぱり目の前にいるこの御方は2人にとっての父親的存在なんだ。

優しく微笑んで私にお礼を言うと、忘れた頃に自己紹介をしてきた。


桜「私の名前はサクラギと言います。」

『Aです。ドラゴンの性質そのものを研究しているのでドラゴンタイプが専門という訳ではありません。』


私が自己紹介しただけだと言うのに何故かサクラギ博士は感動していた。


桜「まさかあのA博士に会えるとは思わなかった!

君は何かと有名だからね」


うん、やっぱり私の事レアポケかなんかと勘違いしてない?

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めいめい - この作品好きすぎてやばい… (2022年3月7日 1時) (レス) id: 73de415c6e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこの妖精(プロフ) - あまねさん» まじでこの作品に出会わなかった自分が馬鹿馬鹿しく見える (2022年1月23日 13時) (レス) @page27 id: 4cd21e436e (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの?私バカなの?((((喧しいわ (2021年11月22日 10時) (レス) @page17 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月16日 1時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - この作品好きです!更新頑張ってください! (2021年8月28日 22時) (レス) id: abdd5dc6bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:またたびはまた | 作成日時:2021年8月28日 21時

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