どうも、ポケモン博士です。 (ページ49)

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48話ページ49

仕事中に気づいてしまったことを今話そう

『無い…

ストックしておいたエナジードリンクカゴのみ味をきらしてしまった…！』

あれは夜勤をする私達にとってのいのちの雫だと言うのに…！

メ｢博士ぇ…まずいですよこの状況｣

そんなのわかりきってるよ

アカン今すぐにでもフレンドリィショップに駆けつけて箱買いしないと！

事の重大さを理解した我ら3人は互いに目を合わせて頷くと、信じられない連携で買い出しの準備を済ませた。

素早く着替えて財布を準備すると、車の用意をする。

運転手は最年長のサダノリくん、ナビ係はメグちゃん、そしてドリンクの運搬係は私だ。

『我々に課せられた使命を何がなんでも果たす！

行くわよ皆！』

｢了解！｣

傍から見ると巫山戯たようにも見えるけど、これでも真面目だ

それほどにエナジードリンクカゴのみ味は重要なアイテム！

研究というのは体力と精神の勝負、ポケモンバトルだって体力が削れたら回復の薬を使うように我らも回復アイテムが必要なのだよ！

車に乗り込んでアクセルを踏んだサダノリくんはいつも以上にキリッとしてる。

頑張れ我ら、エナジードリンクカゴのみ味はすぐそこだ！

『ざ…在庫切れ!?』

ここはヤマブキシティのフレンドリィショップ

いつもはここで色々と買っているのだが、お目当ての商品はまさかの在庫切れ

棚にあったやつはたった今売り切れてしまったからここには1本もエナジードリンクカゴのみ味がない。

『あの…！何処か在庫が残ってるお店はありませんか!?』

こっちは必死なんだというのが伝わったのだろう…少し待ってくれと言われて待つこと数分

どうやらクチバシティのフレンドリィショップに3箱残ってるらしい。

なるほど1人1箱いけるということだな

とりあえず3箱買いたいから抑えておくようにお願いすると、店員さんはクチバシティ店にそう連絡してくれた。

お礼ついでにお菓子を買って車に乗り込むと、3人は目的のために周りを見ることを怠っていた。

『いざクチバシティへ！』

まさかこの後にとんでもないことが起きるなんて…