その94 ページ47
(朱里side)
Aさんがいなくなってかなりの時間が経った。
これはもう誘拐を考えても良いのかもしれない
しん｢朱里さんどうしましょう…｣
今にも泣きそうな3人組を見ていると私まで泣きそうになってくる…だけどそんなんじゃダメだ。
朱｢大丈夫…Aさんは強いもん
乱太郎くん、君はこの中で1番足が早いとAさんから聞いたよ
このことを忍術学園に伝えてくれない？｣
乱｢…わかりました！｣
真っ直ぐな瞳で私を見て頷くと彼は走って忍術学園に戻って行った。
あとはこの2人ですが…
朱｢しんベヱくん、確か君は犬よりも鼻が優れていると聞いたよ
Aさんの匂いわかる？｣
しん｢わかります！
先輩の匂いはいつも不思議な匂いがしますから！｣
それはそれでどうかと思うよ…
なんてそんなことは言ってられない
とにかく彼の位置だけでも確認しておかないと
ここはしんベヱの嗅覚だけが頼りかもしれない
……本当は私だって特定の人物の位置を特定することはできる
だけど今はダメだ
こんな人通りの多い場所でそんなこと出来ない
朱｢せめて私達だけの力でAさんを救出することになるかもしれない…
全力でいこう！｣
きり･しん｢はいっ！｣
私の言葉に短く返事をした彼らの目は真剣だった。
しんベヱが感じ取った匂いを辿って来てみれば、そこにはひとつの小屋があった。
小屋…私もここに来たばかりの時に人攫いにあって小屋に連れて来られたな。
あの時の恐怖がこんな時に思い出して震えるなんて…嫌だな。
私としんベヱは小屋を見張ることになり、きり丸は先程乱太郎と別れた団子屋に戻った。
朱｢(どうするべきか…しんベヱをここに置いて私が先に行動するか？
もし私が失敗しても被害が私だけになる)｣
今、隣にいる忍たまの主要キャラクターを傷つけるわけにはいかない
だから私だけで行くしかない
朱｢しんベヱくんはここにいて…｣
しん｢でっでも…｣
悪いけど絶対にそこにいてもらいたいんだよ
時間が無いんだよ
___福富しんべヱ、きり丸が君の肩を叩くまでここにいろ
しん｢は…い……｣
虚ろな目をして私の言葉に返事をしたしんベヱ
後になって恨まないでおくれ
私を止めるものはいない…だから1人で行かせてもらうよ
大切な人にそっくりな彼を死なせたくないの
朱｢あの…すみません｣
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スイちゃんですよ〜☆ - 天女様系とか嫌われ系が苦手だった(^^ω) (2023年1月21日 2時) (
レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - 自分的になんすけど、夢主さん以外のオリキャラ(先生は一人が限界)が地雷って事が分かりました、 (2023年1月21日 2時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - 感想を言います!!!!(^^ω)面白いです!!!!これからどうなっていくかワクワクしながら読みます(^^ω) (2023年1月21日 1時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - え、まって、続編、？だよな、マ？ (2023年1月21日 1時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
凛@昆布教(プロフ) - コメント失礼します。忍たま乱太郎の沼にハマって、夢小説を漁ってたら貴方様の小説を見つけました。主人公くんがこれから仲間の影響を受けてどんな風になるのか気になります。更新、頑張って下さい！ (2020年8月12日 7時) (レス) id: 0b140bf78a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2020年8月8日 15時
