その80 ページ33
私の隣に並んで海を眺めるのは兵庫水軍の首領である｢兵庫第三協栄丸｣さん
というかあなたがこんなところにいて良いのですか？
『あの…現場監督をしなくてもよろしいのですか？』
第｢ん？大丈夫だ、だって今は…
昼食休憩だからね！｣
盛大にコケてしまった
これで私も忍たまの血が流れていることが証明できた…なんて言っている場合ではないな
『兵庫第三協栄丸さん、だとしても首領であるあなたが1人寂しく食事をするって…
威厳がないかと思います』
第｢なっ…！
確かにそうだ、どうしよう!?｣
たまに思うんだけどこの世界の人間って抜けてるところがあるよね
それよりもこの半べそかいてる首領をなだめないとな
『では…僕と一緒に食べますか？』
第｢良いのか!?｣
凄い勢いだ…
そんなにぼっちで食べることが嫌なんだな
まあ私もせっかくなら第三協栄丸さんと食べたい
ということで私が出したのは重箱を包んだ風呂敷だ
第｢凄い量だね…｣
見てご覧、あまりの量の多さに第三協栄丸さんも引いてるよ
仕方ないよね
私の場合大量に食べないと体重がゴリゴリ減っちゃうからね
毒耐性のついた身体を手に入れた代償だね
『まあまあ…とにかくいただきましょう！』
2人で仲良く合掌をして｢いただきます｣と言うと視線を感じた
なんだと思い周りをキョロキョロと見回してみれば私をじっと見つめている六年生達…
更には全員こちらに近づいてきて私に言ってきたんだ
留｢A…飯が食いたいのならそう言えばいいじゃないか！｣
留三郎くんの言葉にそうだそうだと言ってくるのは小平太くん
そんな小平太くんの隣で頷くんじゃないよ長次くん
『いやだって…小平太くんと長次くんはいけどんバレーをしてたし、文次郎くんは海で泳いでたし、留三郎くんと伊作くんは海藻を採ってたし
仙蔵くんにいたっては貝殻集めしてたから…』
皆それぞれやりたいことをやってたから邪魔するわけにもいかないと思い私は一人木陰に入ってぼーっとしてたのに…
なんで皆私の元に集まってくるんだよ
私は…仙蔵くんを突き放してしまったから罪悪感が半端ないんだよ！
『僕…仙蔵くんに悪いことをしてしまいました
モブの分際でキラキラと輝いている君を突き放すようなことをしてしまって…
ごめんなさい…っ！』
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スイちゃんですよ〜☆ - 天女様系とか嫌われ系が苦手だった(^^ω) (2023年1月21日 2時) (
レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - 自分的になんすけど、夢主さん以外のオリキャラ(先生は一人が限界)が地雷って事が分かりました、 (2023年1月21日 2時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - 感想を言います!!!!(^^ω)面白いです!!!!これからどうなっていくかワクワクしながら読みます(^^ω) (2023年1月21日 1時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - え、まって、続編、？だよな、マ？ (2023年1月21日 1時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
凛@昆布教(プロフ) - コメント失礼します。忍たま乱太郎の沼にハマって、夢小説を漁ってたら貴方様の小説を見つけました。主人公くんがこれから仲間の影響を受けてどんな風になるのか気になります。更新、頑張って下さい！ (2020年8月12日 7時) (レス) id: 0b140bf78a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2020年8月8日 15時
