その72 ページ25
ありえない
何故私の目の前に洋服を着た少女がいるんだ？
ここは忍たまの世界だ
確かに私はその世界に転生したイレギュラーだ
それよりも驚きなのはここにいる少女はトリップしてきたパターンなのだ
しかしこの子の顔…どこかで見たことあるような
松明があっても色の判別は出来ないけど何となく焦茶色の髪の毛だなとわかる
『(……ってよく見たら縄で縛られてる
まあ切っても問題ないか)』
まだ気絶してるし起きて暴れても私なら対処出来る
そんな考えで縄を切り囲炉裏のそばで寝かせると私はまた小屋の探索をした。
…しかしこんな小屋にあるわけが無い
結局盗賊から押収した食料と武器があるくらいだ
『明日…これで朝ごはんでも作ってやるか』
朝日が昇った
昨日の夜に決めたように朝ごはんでも作るか
近くの川で捕った魚を処理して枝にさしてあとは焼くだけ
いつの間にか火の消えた囲炉裏にまた火をつけると鍋に水を入れて米と野菜を入れた。
枝にさした魚も囲炉裏のそばにさして時々焼き加減を見る
後輩達はまだ寝てる
余程疲れていたんだな
私も疲れてるけど、それは一睡もしてないから
こんな所で私も寝たら何かあったときに対処出来ないからね
さて…魚も焼けたし雑炊に味噌を入れた
押収した器を用意して後輩達を起こすと皆目をこすって私に挨拶してきた。
寝起きの後輩達は可愛いな〜
『朝ごはんが出来ましたよ
それを食べて忍術学園に帰りましょう』
いつも通りの“僕”を見るなり皆｢はい！｣といい返事をして器に入った雑炊と程よく焼けた魚を食べ始めた。
あとは…彼女だな
目覚めた後輩達は朝ごはんを食べながらも私の横で眠る妙な服装をした少女を睨んでいた。
そりゃあ人間は誰だって変なものを見る時は大体睨んじゃうよね
孫｢A先輩…そこにいるお方は一体？｣
孫次郎からの質問になんて答えようか考えていると横にいる少女が目を覚ました。
？｢うっ…ここは？｣
『お目覚めですか？』
私が話しかけた瞬間びっくりして飛び起きた少女は私から離れて壁に背をつけた
わお…朝から元気ね
きっと私のことを盗賊と勘違いしたんだろうな
だけどよく見てほしい
今の私は頭巾も被ってないし武器も横に置いているだけだ。
『ふふっ…そんなに怯えなくても大丈夫です…よ……！』
その時初めて少女の顔を見た
なんで彼女がここにいるのだ？
『(えっ……
あーちゃん？)』
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スイちゃんですよ〜☆ - 天女様系とか嫌われ系が苦手だった(^^ω) (2023年1月21日 2時) (
レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - 自分的になんすけど、夢主さん以外のオリキャラ(先生は一人が限界)が地雷って事が分かりました、 (2023年1月21日 2時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - 感想を言います!!!!(^^ω)面白いです!!!!これからどうなっていくかワクワクしながら読みます(^^ω) (2023年1月21日 1時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - え、まって、続編、？だよな、マ？ (2023年1月21日 1時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
凛@昆布教(プロフ) - コメント失礼します。忍たま乱太郎の沼にハマって、夢小説を漁ってたら貴方様の小説を見つけました。主人公くんがこれから仲間の影響を受けてどんな風になるのか気になります。更新、頑張って下さい！ (2020年8月12日 7時) (レス) id: 0b140bf78a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2020年8月8日 15時
