その71 ページ24
そろそろ泣き止んだかな？
私に抱きついたまま大人しくなった後輩達の頭を撫で続けて私はどうしようか悩んだ。
増援…は敵も味方も来ないだろうね
あるとするなら八左ヱ門くんが学園長先生に報告しているだろうな
ここは鳥にお願いして文を送るしかないな
私はこの小屋の外にいるであろう鷹を1羽呼ぶと私は文を書いた。
『殲滅完了。迎えを数人求む…っと
これを忍術学園に届けてください』
鷹の足に結びお願いすると一声鳴いてあっという間に飛んでいってしまった。
さてと、外は夜だし迎えは朝だな
とりあえず小屋にある物を使って寝泊まりの準備と外に待機する動物達にお礼を言おう
抱きついたまま眠る4人の後輩をそっと寝かせてその場を離れると私は外に出た。
『今回、皆さんのおかげで4人の後輩を救出することに成功しました。
深く感謝申し上げます
盗賊の肉で腹を満たしたものから住処に帰ってもらいたい』
そう言うと皆私に頭を下げて帰っていった
熊の田中さんを除いて
『田中さんもありがとうございます…』
森の主のような存在である田中さんは私の一番の友
だから先程帰っていった動物達は私のお願いを聞いてくれるのだ。
田中さんのおかげで動物達の力を借りることが出来たのだ。
『今日はゆっくりとお休みください』
田｢ぐるる…｣
優しい声で私に顔を擦り付けるとぐるぐると猫のように喉を鳴らして甘えてきた
まったく…初めて会った時が丁度忍術学園を入学したばかりの頃だったからもう六年か
気が済むまで私に甘えてきた田中さんは自分の住処に帰っていった。
その辺に散らかった骨と臓物は私が穴を掘ってそこに埋めた
だからここに動物達が戻ってくることは無いだろうな
あらかた外での処理を終わらせた私は小屋に戻って1番初めに囲炉裏の火を強くした。
外は少し冷えたからね、かけてやるブランケットもないからせめて小屋の中を暖めてやらないとね
｢うっ……｣
聞いたことのない声が小屋の奥からした
気配がなかった…一体そこに誰がいるというのだ？
クナイを持ち構えながら声の聞こえた方にジリジリと近づいて見る
薄暗いから誰がそこにいるのかわからない
囲炉裏から松明を取り出しその火で照らしてみた
なんだろう…懐かしい感じがする着物だ
…これは“着物”なのか？
そうか思い出した
これは“洋服だ”
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スイちゃんですよ〜☆ - 天女様系とか嫌われ系が苦手だった(^^ω) (2023年1月21日 2時) (
レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - 自分的になんすけど、夢主さん以外のオリキャラ(先生は一人が限界)が地雷って事が分かりました、 (2023年1月21日 2時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - 感想を言います!!!!(^^ω)面白いです!!!!これからどうなっていくかワクワクしながら読みます(^^ω) (2023年1月21日 1時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - え、まって、続編、？だよな、マ？ (2023年1月21日 1時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
凛@昆布教(プロフ) - コメント失礼します。忍たま乱太郎の沼にハマって、夢小説を漁ってたら貴方様の小説を見つけました。主人公くんがこれから仲間の影響を受けてどんな風になるのか気になります。更新、頑張って下さい！ (2020年8月12日 7時) (レス) id: 0b140bf78a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2020年8月8日 15時
