標的４７・ミードーリタナービクー♪ナーミーモーリーノー♪ ページ12
「もう少し・・・ここにいなよ」
『あ・・・はい』
本音を言うと、早く教室に戻りたいけれども、手当てまでしてくれた雲雀さんを邪険にはできない。
そういうことでもう一度上げかけていた腰をソファに沈めると、向こう側に座っていた雲雀さんが私の隣に腰掛けた。
「また西城紅香と群れてる草食動物？」
『えぇ・・・まあ』
「・・・咬み殺す」
出た！トンファー！！
『いえ、大丈夫ですよ。気にしてませんから』
「ワォ」
『でも・・・ありがとうございます』
「どういたしまして」
雲雀さん、見た目に反して結構優しいなー
かなり失礼だけども。
「もっと頼ってくれてもいいのに・・・」
『え？』
「いや・・」
「ミードーリータナービクー♪ナーミーモーリーノー♪」
え？なに？なぜ並中の校歌！？
どこから・・・？
「ダーイナークショーナクー♪ナーミーガーイーイー♪ヒバリ！ヒバリ！！」
「・・ヒバード」
"ヒバード"と呼ばれた黄色いかわいい小鳥は、雲雀さんの差し出した指に止まった。
『かわいい！！』
なに、この小鳥！！かわいすぎる！！
つぶらな瞳でこっちを見上げながら、小首をかしげているヒバード。
毛並みはもふもふだし・・・かわいい！
『キャー！かわいい！！！』
「ヒバード、君・・・」
「ミードーリータナービクー♪ナーミーモーリーノー♪」
ヒバードはまた校歌を歌いながら、飛んでいってしまった。
『あぁ・・・行っちゃった』
かわいかったのに・・・でもなぜ並中の校歌歌ってるんだろう？
『ヒバードって、雲雀さんの鳥ですか？』
「そうだよ」
あ、やっぱり！ということは、雲雀さんがヒバードに校歌教えたとか？
いや、さすがにそれはないだろう。
「A、もっとここにいてよ」
今って、授業中なんだけどなー・・・と思ったが、どうせこのまま行っても遅れるのは目に見えてるし、
どうせだからまだ雲雀さんとお話してよう。
『はい！いろいろお話しましょう！！』
そう言って、雲雀さんに笑いかけると、応接室の扉が急に開き、人影が姿を現す。
「そうはいきませんよ、雲雀恭弥！」
その人影は、なんだか見たことあるような、懐かしい影だった。
標的４８・え！？まさかの・・・！？→←標的４６・意外と優しい雲雀さん！
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カエルと月(プロフ) - ゆうきさん» ありがとうございます！凄いうれしいです！〃^◇＾〃 (2012年5月22日 21時) (携帯から) (
レス) id: e7b93f8f09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき - カエルと月さん＞あたしも好きですｗ 友希ですか？もちろんいいですよ♪*｡+ これからは呼びタメでよろしく！今の活動拠点は�垢世�ら、�垢諒�に名前載せておくね☆*｡+ (2012年5月22日 20時) (レス) id: 36a9bdde3e (このIDを非表示/違反報告)
カエルと月(プロフ) - ボカロ全般的に好きですよ!あ！友希していいですか？ (2012年5月22日 13時) (携帯から) (レス) id: e7b93f8f09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき - カエルと月さん＞ありがとうございます☆*｡+ 本当、ボカロはいいですよね〜♪ (2012年5月21日 22時) (レス) id: 36a9bdde3e (このIDを非表示/違反報告)
カエルと月(プロフ) - 凄い面白いです！実は私もボカロ好きです！黒の誓いとかもー最高！私もこのサイトで黒執事の作品書いてます！是非！ (2012年5月20日 17時) (携帯から) (レス) id: e7b93f8f09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうきﾟ+.☆ | 作成日時：2012年1月19日 20時
