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隣 ノ 彼 ページ4
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「 ごめんね章ちゃん なにのむ？ 」
青「 ええって 座っとき 」
ちょっと恥ずかしくてこの場から
離れたかったけれど
優しさいっぱいの章ちゃんが
それを許してくれるはずもなくて
その場から去った章ちゃんを
心の中でちょこっと ばか と思ってしまった
赤「 ・・大丈夫か？ 」
すると隣の穴を埋めるかのように
やってきたすばるくん
今日はいろいろとサプライズが多い
すばるくんはほんのり顔を赤く染めて
心配そうにわたしの顔をのぞいた
「 もう 大げさだよ(笑)
ちょっと立ちくらみしただけ 」
赤「 のみすぎやねん 」
「 すばるくんには言われたくない 」
赤「 ・・何も言えんわ 」
苦笑いしながらそう言うすばるくんは
ごくっと喉を鳴らしてまたひとくち
お酒をのんだ
そしてのんでまた 続けてぼそっと口を開いた
赤「 のみすぎんなて 」
三角座りをして
視線をすこし下に向けながら
赤「 おまえも女やねんぞ 」
いつの間にかまた各々で楽しむみんなには
聞こえないくらいにぼそっと
そう言った
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作者名：ストン | 作成日時：2017年5月29日 21時
