再来にして再会 ページ42
武の後ろにいたのは、ディーノに支えてもらいながら駆けてくるスクアーロだった。
ス「なっ…A…お前…ッ！！！」
貴方「ひどい怪我…！大丈夫…？」
ボロボロのスクアーロに慌てて駆け寄り、ディーノの反対側を支える。
ス「お前、記憶戻ったんだなァ…」
貴方「うん、ベルのお陰だよ。ごめんねスクアーロ…ほんとにごめんね…」
収まっていたと思っていた涙が再び溢れてくる。何に対して謝ってるのか、自分でもわからない…
でも、私には謝る以外にできることがなかった
ス「もう謝るなぁ。オレはこうして無事だし、お前も正気に戻った。もう泣くな、A。」
義手ではない、温かい右手でクシャりと頭を撫でる。僕は昔からこの手が大好きだった。どんなに不安でもすぐに安心出来る魔法の手。
その懐かしい感覚にさらに滲む視界。僕は、それを隠すように、スクアーロの胸に顔を押し付けた。
そっと背中を抱きしめてくれた。
それだけで全て許されたような気がした。
Ｘ「おせーぞ、カスが！！」
ス「………ぐっ…すまねーな あ！！」
貴方「……ごめんね、ボス…」
Ｘ「…………お前もだ、カスがっ」
久しぶりにヴァリアー全員揃ったね！って笑っていたんだけど…
ル「スクちゃん何してたの？待ってたのよー」
レ「おのれ、生きておったか………」
ベ「超がっかり」
………………。
フ「約２名、隊長の生存を本気で残念がってますー」
うん、これだ。これがヴァリアーだ、これでこそ僕達なんだ。
久しぶりに心から笑えた気がした。
,
貴方「……白蘭…」
ｰｰｰ
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ノエル(プロフ) - bellさん» ありがとうございます！！ほんと更新遅くてごめんなさい(__)がっばります！！ｐ(>_<)ｑ (2015年3月27日 15時) (
レス) id: 82046c222d (このIDを非表示/違反報告)
ノエル(プロフ) - りんさん» 更新がほんと遅くて申し訳ありません；；ありがとうございます！！ (2015年3月27日 15時) (レス) id: 82046c222d (このIDを非表示/違反報告)
ノエル(プロフ) - 桜さん» すみません。お返事が大変遅くなりました。また新たな展開になってきました。しかしまだまだ佳境には入っておりません笑 これからの展開にどうぞご期待ください！ (2015年3月27日 15時) (レス) id: 82046c222d (このIDを非表示/違反報告)
bell(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2015年1月24日 10時) (レス) id: ea66c81cf1 (このIDを非表示/違反報告)
りん - すごい面白いです！続きが気になりますね〜笑。更新頑張って下さい！ (2014年12月31日 20時) (レス) id: d8369e3712 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノエル | 作成日時：2014年4月23日 20時
