今度こそこれで終わりだよ、綱吉クン。あ、56話だよ♪by白蘭 ページ10
ツナside
体の震えが止まらない…
10ディ｢まずい…ツナの死ぬ気モードがとけている…とても戦える精神状態じゃない!!｣
ディーノさんが言う通り､怖くて怖くて堪らない…
この状態で戦えるわけないよ…
白｢こんな恐ろしい状況で目覚めちゃうなんて､アンラッキーだったね。あ!でも､綱吉クンの場合､中学生になってから不運の連続か〜 君のことはよく知ってるんだよ｣
オレのことをよく知ってる…?
白｢君は勉強も運動もダメで､不登校なただの中学生だったのに、ある日突然すご腕の殺し屋がやってきて､巨大マフィアのボス候補だと告げられ､恐ろしい裏社会に放り込まれてしまう｣
オレは周りからダメツナって呼ばれてるだけの中学生だったんだ…
でも､リボーンが来てからは全てが変わった
白｢それからは命懸けだ｡争い事なんて大嫌いなのに､抗争やらボスの座の争奪戦に巻き込まれちゃうんだからね｣
そう…
いつも怖い思いをしてきた
白｢そして､最大の不運は､この時代に来ちゃったことだよねー｣
この時代に来てからも辛いことが多かった
白｢こんなところに連れてこられなければ､こんなひどい目に遭わなかったって､自分の運命を呪っちゃうだろ?んね♪｣
ツ｢………｣
でも…
ツ｢いいや…それは…少し…ちがう気がする…｣
皆が驚いた様な顔してるや…
ツ｢…そりゃ…たしかに…未来は…怖くて…痛くて…不安ばかりで､心から嬉しい時間なんてほんのちょっとだったけど……今なら…今なら少し…わかってきた気がするんだ……いいとか悪いとかじゃない……
獄寺君や山本は少し眉を寄せて苦しそうだ…
白｢へー｡君は変わった物事の捉え方をするねー｡でも､よーく考えてみてほしいな｡殺されちゃったら､そんなの負けおしみだよ♪｣
なんだかんだ言っていつも助けてくれたAもこの結界の中には入れない…
あれ､これオレ本当に死ぬんじゃ…!?
了｢なっ｣
10ディ｢まずい!!｣
獄｢やめろー!!!｣
ドウッ
獄寺君が結界を攻撃するけど､ビクともしない
白｢んん｡そーだなあ｡今の綱吉クンなら､このミニ白龍を心臓に一突きすれば充分♪｣
ツ｢ひいっ｡まっ､まって!!｣
オレはそう言って構えるけど､白蘭がまってくれる訳もなく…
白｢またないっ｣
ビュッ
ドスッと言う音と共に､オレはそのまま倒れてしまった
どっ
クフフ、やはり沢田綱吉はこうでなくてはby夢主 夢主は随分とあの草食動物を評価してるんだね。57話by恭→←お前が白蘭を倒すんだぞ、ツナbyリボーン 55話ですby夢主
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