皆様、あけましておめでとうございますby夢主 今年もよろしくby恭 ページ7
12月31日 PM11:50 雲雀家
恭｢A､そんなに緊張しないでいいのに…｣
A｢そう言われましても､恭のお父様とお母様を前にすると､どうしても緊張してしまいます…｣
もうすぐ新年になるのですが､恭に家に来ないかと10分程前に誘われました
恭の誘いなので来たのですが…
雲雀母｢Aさんと年を越せるなんて素敵ね｣
そう言いながら恭のお父様にほほ笑みかける恭のお母様
雲雀父｢恭弥､僕らがいること教えないで連れてきただろう｣
相変わらず察しの良い恭のお父様
恭｢ふん｣
関係ないとでも言わんばかりの恭
そして､普段と違い､着物を着ている僕は正座を崩せずにいます…
恭｢A､あと10秒だよ｣
僕の耳もとで囁く恭
A｢はい｣
残り5秒…
4…
3…
2…
1…
A｢あけましておめでとうございます｣
僕は恭に微笑みながら言いました
恭｢あけましておめでとう｡今年もよろしく､A｣
微笑み合ってるとカシャリとシャッター音が聞こえました
あぁ､恭が不機嫌そうな顔に…汗
雲雀母｢そのままキスしても良いのよ?｣
カメラを構えた恭のお母様が言いました
恭｢ねぇ､何で貴男は僕らの事録画してるの｣
恭はそう言いながらジト目で恭のお父様を見ました
雲雀父｢君達の思い出にするだけだよ｣
本当でしょうか…?
恭｢そう言いながら､母さんとそれをみて楽しむ気だろ｣
雲雀父｢さあね｣
フッと笑いながら恭のお父様は言いました
誤魔化し方が恭と同じですね
返答が気に食わなかったのか､トンファーを構える恭
A｢恭､流石に年明けてものの数分でそれはやめてください!!汗｣
借り物のこの着物にまで血が飛んでしまうかもしれないですから
恭｢………分かったよ…｣
不満そうです
雲雀母｢Aさん､その着物だけど…｣
A｢クリーニングに出してからお返し致します｣
流石にそれくらいはしないと…
雲雀母｢あら…そんなの気にしなくて良いのに…｣
雲雀父｢その着物はAさんの為のものだ｡だから､返さなくていい｡妻もそう言いたかったんだよ｣
優しい顔でそう言うお父様
A｢いえ､それは流石に…汗｣
やけにサイズがぴったりだなーとは思いましたが､僕の為の着物…?
雲雀父｢恭弥からAさんを連れてくることは聞いていたからね｣
雲雀母｢恭弥さんがわざわざ私達に教えたくれたってことは､そういうことですから｣
恥ずかしいです…
今年も去年と同じように過ごしていきたいですね､恭
皆様、あけましておめでとうございます→←アルコバレーノの復活ですか…54話ですねby夢主
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