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影に移動してから私は炭治郎さん達の戦いを見ていた
鬼舞辻無惨は肉の壁を作り膨れ上がり日の光を防いでいた
みんなが死に物狂いで戦っている
私も行かなければ…
日の光へ足を踏み出そうとした瞬間
ガシッ
貴方「!!」
煉獄「何をしているA!」
貴方「!?煉獄様!?」
何故か煉獄様が来て私の腕を掴んでいた
その後ろには宇髄さんもやってきている
煉獄「もう終わる それなのに自ら死ににいくような事はしないでくれ」
貴方「ですが、皆さんも死に物狂いで戦っています こんなところで私だけが何もしないなんて…」
煉獄「君は十分やっただろ…」
貴方「…」
煉獄様は悲しい表情で私を見つめてきた
そんな悲しい表情をさせたいわけではないのにな…
そんな事を考えていると…
貴方「!?」
いきなり頭の中に映像が流れてきた
貴方「ッ!?」
煉獄「?」
宇髄「ん?どうした?」
今のは?
私の頭の中に
炭治郎さんが鬼になるのが映し出された
すぐさま無惨の方を見ると炭治郎さんを吸収して体が崩れかけている状態だった
黒死牟と戦っていた時にも見えた先の映像
だめだ…
それだけは…
貴方「煉獄様、宇髄様 来てくださりありがとうございました」
煉獄「!?」
貴方「それと後藤さん」
後藤「!」
貴方「助けてくださったのにすみません」
後藤「え?」
私は煉獄様の腕を振り解いて勢いよく陽の光を浴びた
燃える体を必死に走りながら無惨に近づき肉の壁から炭治郎さんを掴んで引っ張り出した
それと同時に無惨はボロボロに崩れ落ちた
救い出した炭治郎さんの目と腕を触ると元の傷がない状態に戻した
そして、今度は私の体もボロボロに砕け出した
冨岡「A!早く日陰に…」
炭治郎「A…さん…」
伊之助「おい!子分!」
善逸「Aちゃん!!」
カナヲ「Aさん…」
時透「Aさん!手を!」
胡蝶「Aさん!」
不死川「おい!」
甘露寺「Aちゃん!」
伊黒「…影村A!」
悲鳴嶼「A…」
宇髄「A」
煉獄「A!!」
焦った表情で全員が手を伸ばす
掴もうと思えば掴めるが
私はあえて掴む事をやめ
貴方「ありがとうございました」ニコッ
全員「!!」
笑顔で伝えて崩れ落ち灰になり風に飛ばされながら飛んでいった
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#ふあしろ。 - ブルーロックに一票入れさせていただきます。とても面白かったです!また新しい物語?ができたら教えて下さい! (4月15日 17時) (レス) id: 2d057ba096 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷゆ会社 - 呪術廻戦に一票いれさせてもらいます。 (4月15日 17時) (レス) @page22 id: 2d057ba096 (このIDを非表示/違反報告)
バリスタ(プロフ) - コメントありがとうございます!ワンピースに一票入れておきす (2023年4月21日 21時) (レス) id: b15036a369 (このIDを非表示/違反報告)
人外大好き(プロフ) - コメント失礼しますワンピースに一票お願いします (2023年4月21日 14時) (レス) id: b15036a369 (このIDを非表示/違反報告)
バリスタ(プロフ) - pv8OQI9Q1ZhagH7さん» コメントありがとうございます!ワンピースに一票入れておきます! (2023年4月18日 21時) (レス) id: b15036a369 (このIDを非表示/違反報告)
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