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一昨日は綱吉が持田くんを倒しました。お疲れ様。結果はわかっててもヒヤヒヤしながら見てた。まあ彼が綱吉に言った暴言は一言一句聞き逃さなかったので、今度報復してやろうかと思う。さすがにこんな早くやるのは可哀想なのでやらないけど。いつかね、いつか。
んで、昨日は綱吉が頑張るバレーの試合だった。授業が眠すぎてすぐ帰っちゃったから見れなかったけど、まあいいよね。これからもっとかっこいい綱吉が見れるんだから。いやー前世の私ってどれくらい徳を積んだんだろうな？
ところで私は現在授業中なのだが、我が弟は中庭でスモーキン・ボムこと獄寺隼人に喧嘩を売られている。忠犬誕生エピソードか今日は。
口の中にある苺味の飴を舐めながら、呑気な事を考えていると後ろから背中をツンツンされた。
「呼んだ？」
「………」
小声で反応すれば、スッと横から紙を渡される。三つ折りにされたその小さな紙を受け取る。どうやら伝言があるらしい。
"ボクシング部へようこそ！"
「……やらないよ…しかも入部してる前提で話さないでくれ…それに私はそういうスポーツは苦手だって…」
「極限になぜだーーー！！！！」
「ちょっと！？！？今までの静けさはどこいったの！？！？」
突然椅子から立ち上がって叫ぶ了平に皆が注目する。なんでさっきまで静かに出来てたのに急に叫んだんだ！！！皆もびっくりだよ！！！
「なぜだA！お前のその運動神経、ボクシングに活かさずにどう活かすと言うんだ！」
「私は了平に評価されるほど運動神経良くないし、ボクシングだけじゃなくどこにも活かすつもりはないから！体育できる程度で十分だから！！！」
「そんなことでは世界を狙えんぞ！！」
「いや狙ってないし！！」
二人でギャーギャー騒いでいると、先生がにっこりと笑いながらいつの間にか目の前にいた。
「喧嘩したいなら外でやってきていいぞ？」
「スミマセンでした」
「うむ！ではそうさせて貰おう！行くぞA！」
「嘘やん。えっ待って、待って了平！
ちょっ、引きずるなーー！！！」
先生の言葉通り本当に廊下に出たあと、私は女子トイレに逃走して難を逃れた。
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いきなり姉の日常はさみました。
実はお兄さんと同じクラスで仲が良い…沢田姉…
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作者名：埴輪のラムレーズン | 作成日時：2018年7月7日 15時
