【REBORN!】僕の代わりの恭君【雲雀オチ】【合作】 (ページ23)

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殺し屋の性格byDARK ページ23

隼人君って言うんだ…。

隼人君が「ほら、手」と言って手を出すと、隼人君の頬に新しい切り傷が出来た。

獄寺「なっ何しやがんだ！」

リボーン「！」

ツナ「えぇ！？」

(人1)「…。」

ビアンキ「まあ！私ったら…！」

ツナ「(やっぱり変だ…！何か違う！)」

可笑しい…。毒サソリの事をよく知らない僕でも解る。

彼女は何かおかしい。わざとそうな素振り、言葉…。隼人君を刺した事から思い返してみれば、

何もかもが不自然に見える。綱吉君はこれを言いたかったんだろうな…。

殺し屋は自分の事を強いと思っている者が多い傾向にある。

そして、相手が自分より強いかどうかを判断する事も出来る。

そんな殺し屋が、一般人のような素振りをし、強がらない。意地をはらない。

肩を貸して、という時点で可笑しい…。

もっと早く気づいていれば…。僕もうでが落ちたか…。

リボーン「何やってんだビアンキ。」

ツナ「リボーン…」

リボーン「しっかりしろ。刺したのは弟だぞ。」

リボーンが毒サソリの膝にのり鼻を叩く。

ビアンキ「私、なんてことを…したのかしら！」ガッ

ツナ「ああ！」

獄寺「リボーンさん！」

(人1)「ん…。」

予想が確信に変わった。毒サソリがあの天才の殺し屋リボーンを攻撃するとは思えない。

リボーン「こいつは厄介だな…。」

隼人君がマインドコントロールという考えを出したが、違う。

ビアンキ「何言ってるの、私よ？」

ツナ「(違う…ビアンキじゃない。この不自然な感じ…)」

！まさか…

(人1)・ツナ「「六道…骸…？」」

綱吉君と声が被った。

思い出したんだ。あるファミリーと、そいつらが作った武器と、そいつらの被害者であった、

子供たちの存在を。もしかしたら、もしかすると、あの武器を使っている子供…。

僕が、潰せなかった…〝エストラーネオファミリー"の子供…。