無表情少女と笑顔少女は未来で戦いに参加するようで【REBORN】 (ページ25)

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桜雲175 ページ25

白《フフフ、真6弔花の異常な戦闘能力もこれでわかったかな？さらに彼らには1人につき5000名の部下と選りすぐりのAランク兵士を100名与えてるからね。

僕らを倒したら今度こそ君達の勝利だ。
ミルフィオーレはボンゴレに全面降伏するよ。

昔正チャンとよくやった〝チョイス〟って遊び覚えてるかい？あれを現実にやるつもりだよ♪

細かいことは10日後に発表するから楽しみにしててね♪それまで一切手は出さないからのんびり休むといい。

お、君はアルコバレーノ、リボーン！
んーもっと話したいなー。でも君達はもう逃げないとね。

君達のいるメローネ基地はもうすぐ消えるからさ。
正しくは基地に仕込まれた超炎リング転送システムによって移動するんだけどね。

まだこの規模の物体じゃなきゃムリなんだけどね。
凄まじいエネルギーと時間がかかるから一生に一度見られるかどうかだよ。

じゃあ楽しみだね、10日後♪》

フッとホログラムが消える。
私達は顔を合わせた。

べ『……とりあえず城に帰るか』

光里『そうだね…』

城に着くとちょうどボス猿が鮫に向かって白の小さな破片を投げていた。

小さな破片は見事鮫の頭に的中する。

ス『てめっ』

ザ『沢田綱吉』

あ、ボス猿が喋った。

ザ『乳臭さはぬけたか。
10日後にボンゴレが最強だと証明してみせろ』

そういうや否やボス猿は通信機を壊した。
……と同時に鮫がボス猿にくってかかろうとする。

それをオカマがおさえつけた。

ル『スクアーロ！！落ち着きなさいって』

ス『はなせ！！話をつける！！』

息を吐く私はボス猿を見る。

光里『もう帰っていい？』

〝6弔花を倒せ〟という命令だから私はここにきた。
でもその命令はボス猿自身がカタをつけてる。

なら私はここにいる理由はないはずだ。
任務や命令時以外は自由にしていい、と言ったのはXANXUS(きみ)だからね。

じーっとボス猿を見つめればボス猿はハッと鼻で笑う。

ザ『勝手にしろ』

光里『んじゃ遠慮なく……〝アル〟』

雲属性の炎を灯し匣を開匣する。
出てきたのは雲モモンガの“ アルバ ”。愛称アル。

名を呼べば雲属性の特徴『増殖』によりアルは体が大きくなる(人1人乗れるぐらいの)

光里『A、君はのんびり帰ってきなよ。私は先に帰るから』

じゃあね、と手を振りアルの背に乗れば
アルは天高く舞い上がり並盛町へと向かった。