【銀魂】逆ハーなんて平和の妨げ補正いらん［弐］

第47訓 ページ4

『…………あ？

あれ…………此処…私ん家か…………？』


目を覚ますと自分の部屋の天井が目に入った

え？けど確か怪我してそのまま倒れなかったっけ

いつの間に家に帰って…


『！怪我治ってる…

しかも朝…って事は…！』


やった…！！

あの鬼畜ゲームが終わったんだ

でも何であの怪我が完治してるんだ？

あばらおもいっきり折れてたのに痛くもない


神ちゃま「おはよう、Aちゃん

体調はどう？」

『あ、うん平気

何故か怪我が治ってるんだよな……

しかも家にいるし』

神ちゃま「まぁそりゃゲームが終わったからね

ちなみに彼らの記憶は消してあるから昨日の出来事は知らないよ

だからいつも通りに振る舞えばいい」

『そっか、ヤンデレじゃないなら何でもいいや

……記憶を消す事なんて出来るんだな』

神ちゃま「神様ですから余裕だよそれ位」


ん？じゃあもしかして私の怪我や家に運んだのも神ちゃまか？

…だとするとすげぇ感謝しないとな


神ちゃま「あと約束通りちゃんと三日間の平和を与えるよ

つまり望み通り今日から三日間彼らのスキンシップを受ける事はない」

『っしゃキタコレ！！』←


そうだそれだよ！！

それをずっと待ってたんだよ！！

あいつらのしょーもない取り合いを見ずにいられる

主に銀さんとか銀さんとか銀さんとかにセクハラされなくて済むんだ！←

あ、けどその前に…


『神ちゃま、何か欲しい物とかある？』

神ちゃま「え、何急に怖いんだけど」←

『失礼だなテメー

…助けてくれたお礼したいだけ

あんたでしょ？怪我治したり家まで運んだりしてくれたの』

神ちゃま「お、分かってんじゃん

じゃあmeltyk○ss箱買いとぺ○ソナのソフトとポ○モン剣盾が欲しい」

『待て待て待てmeltyk○ssは菓子だからまだしもゲームソフト二ついっぺんは厳しいって』

神ちゃま「そんな事言って〜

知ってるよ？実は結構貯金あるんでしょ？」


……しゃーねぇ、ATM行ってくるか←

こうして私にとって極楽ともいえる三日間の平和が訪れた

ほんとに何もなかった…

めっちゃ穏便な三日間だったわ


神ちゃま「おや？

もしかして何もされなくて寂しかった？」

『はぁ？んな訳ないだろ

最高だったよ最っ高』


…いや、正直あの煩さに慣れたのか変な感じではあったけど


神ちゃま「(全く素直じゃない子だなぁ…)

それじゃ今日からはいつも通りだから頑張ってね〜」

『頑張るって何、また何かやんの』


はぁ、早速気が滅入ってきた…

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