【銀魂】逆ハーなんて平和の妨げ補正いらん［弐］

第60訓 ページ20

神ちゃま「いやはや

童貞を嘗めちゃいけませんな」

『童貞関係なく男相手にするなら腹括んねぇといけねぇって分かったわ』

神ちゃま「開始数時間で新八以外にも何人かに連行されそうになったね

桂に山崎、道端でゲロ吐いてた坂本」

『というか坂本の奴また来てた上ゲロってたし

異臭やべぇから何とかしてほしいわ全く』


……半日経ったどころかあと約二時間しかタイムリミットがないのに

未だにあの問題児トリオに会ってない

つまりこれは上手くいけば逃げ切れる

平和にミッションクリア出来るかもしれないのだ

そう思ったのも束の間……


神ちゃま「お、残り二時間切った

じゃあちょっとトイレ行ってくるから待ってて〜」

『はいよー

……神様でもトイレするんだな』


にしてももう22時か…

意外と時間経つの早いな

ほっと安堵の息を吐き壁にもたれる

桂達の数値も90超えで鳥肌立ったわ

そう考えるとあの問題児組の数値なんて想像もしたくない

…神ちゃまトイレ長くね？

あれか、うんk「「「あ、いた」」」

……………。


『きゃああぁもうやだあぁぁ！！

ごめん神ちゃま先行ってるわ！！』

銀「えーちょっと待ってよAチャーン」

『やめろ私に近付くんじゃねぇェェ！！

ちょ、１１０番！お巡りさん！！』

沖「おーどうしやした」


そうだった１１０番通報した所でこいつらいるんだった

てかまず突っ込ませて

お前らの数値150って何！？

どんだけ欲求不満なんだよお前ら！！

しかもこれって私にしか反応しないんだろ？

恐怖の内の恐怖だよ


土「そう腰抜かすな

別に何かする訳じゃねぇ」


数値150の連中に言われても説得力ねぇよ

神ちゃま頼むから早く戻ってこい

う○こしてるなら途中で切り上げてきてくれ

終わってから家のトイレに引きこもってても良いから早く切り上げてくれ


『あ…』


い、行き止まり…


銀「あーあ、逃げ場なくなっちゃったね」

土「これで漸く大人しくしてくれるな」

沖「さてと、Aサン？」


行き止まりを意味する壁を背に立ち尽くしていると目の前にいる三人が迫ってくる


銀「ちょっと俺らと遊ぼうか？

せっかく夜にこんな人気のない場所にいるんだからさ？」


いやいや何処のチンピラだよお前ら

今回は神ちゃまというハンデがある分武器はNGだ

弓矢は使えない…けど神ちゃまは今この場にいない

つまり完全に詰み状態だ

三人との距離が自然と触れ合う距離まで縮んだ瞬間、三人の数値が180に上がった…

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