第63訓 ページ24
「君がお妙ちゃんの言ってたAちゃんだね！
助っ人に来てくれてありがとう
いや〜ほんとに助かったよ！
一日限定だけどどうぞ宜しく頼むよ！」
『は、はい…こちらこそ宜しくお願いします』
ついにこの日が来ちまった…
あークソ昨日までどんだけ時間止まれと願った事か
やっぱりゴスロリって落ち着かねぇ…
妙「心配しなくても私が教えてあげるから
Aちゃんは気楽でいて」
『お、おう……気楽に……』
気楽に……なれたら苦労はしねぇんだよ(逆切れ)
服装云々もあるが人生初の接客業だぞ
緊張するなと言う方が無理な話だ
妙「そういえば今日特別なお客様が来るのよね
だから途中からそのお客様用に店が貸切になるの」
『へぇ、そんな凄い人なのか？』
よほど権力ある人なんだろうな
話していると早速客が来た
妙「ほらAちゃん笑顔笑顔！」
『わ、私が行くのか！？
……い…いらっしゃいませ……』
満面の笑みを浮かべたお妙に背中を押され
まるで生まれたての子鹿のようにガクブりながら渾身の笑顔で接客する
声震えすぎて聞いた事もねぇ高い声が出たんだが
しかしまぁゴスロリの威力は大した物だ
来る客皆ゴスロリ女子来たとあからさまに喜んでいるのだから
良かったな私がゴスロリ似合う系女子で(他人事)
妙「Aちゃんこの飲み物持っていける？」
『あぁ、持っていけるぜ』
妙「ありがとう！宜しくね」
しかしまぁ人見知りが以前よりマシになってると思ってたけどここまでとは思わなかった
今までなら慣れるまで…いやそもそも絶対慣れなかっただろうけども
数時間経つと自然と緊張も解けむしろ楽しめていた
客足も途絶え一段落し休憩に入るとお妙がジュースを持ってきてくれた
『ありがと
…この後が貸切か？』
妙「えぇ
でもこれからが一番大変なのよ」
『そりゃお偉いさんだと気ィ抜けねぇもんな』
まぁせっかく慣れてきたんだ
まだマトモに対応出来るだろう
・
・
・
なんて思った時期が私にもありました
現れた貸切の客は何処からどう見ても普通のお偉いさんのレベルじゃねぇ奴
しかもどいつもこいつも見覚えしかない野郎共ときた
松「将ちゃんがまたキャバクラに行ってみたいって言ってたから連れて来ちゃったよ〜…っと
見掛けない嬢ちゃんがいるな新人か？」
妙「今日一日助っ人に来てくれた子です」
松「ほ〜う助っ人…」
…とっつぁんって奴か
周りにいるのは愉快な仲間達か←
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レーニャン(プロフ) - できました。 https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Imagine-byR/ ←こちらからどうぞ。 (1月27日 1時) (
レス) id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - レーニャンさん» …へあっ！？うわあ”ああありがとうございます！！！！めっちゃ嬉しい……！！ (1月27日 0時) (レス) @page15 id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン(プロフ) - イラストもう少しでできます。 (1月27日 0時) (レス) @page15 id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - クロさん» リクエストして下さりありがとうございます！温泉エピソード…その発想はなかったぜ…！考えてきますっ(о´∀`о) (2020年10月5日 21時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 温泉に大勢で行くエピソードが読んでみたいです！リクエスト遅くてすいません。更新頑張って下さいね！応援してます。 (2020年10月5日 20時) (レス) id: 9aa604e515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2020年1月19日 20時
