第55訓 ページ14
ー沖田sideー
近藤さんから剣術の指導をAにするよう頼まれた
にしても…
沖「この短時間で随分良い動きになったじゃねぇか」
『そうなのか?なら良かった』
物覚えが良い割には完成度が高い
それどころかうちの隊士よりもキレがあるようにも見える
おそらく世に言う天才肌ってやつだろう
『(剣道の授業で主席取ってて良かった…)
今のレベルだとどれ位いけるんだ?』
沖「普通に出陣しても十分なレベルでさァ
ぶっちゃけうちの隊の奴等より腕が良いんで」
『マジで?』
珍しく喜んでいる様子
…こいつのこんな顔見るの初めてだ
……可愛い
気付いた頃には俺はAの頬に触れていた
『あ?……何してんだ沖田
私の頬に何かゴミでも付いてたか?』
きょとんとした顔でじっと見つめる
いつもは下ろしてる髪を後ろでまとめ
汗をかいて暑いのか前髪をかき上げている
いつもと雰囲気が違うがこれはこれで良い
沖「別に付いてねぇよ
ただ…」
『?うわっ、ちょっ…』
腰を引き寄せ一気に距離が縮まる
急な事に頭が追いついてないのか固まるA
それを好都合と考え唇を近付けた
山「沖田隊長〜副長が呼んでま…へ?
えええぇぇぇぇ!!?」
『!?な、何だ山崎か…ビックリした…』
沖「チッ、邪魔するんじゃねぇよザキ
あとちょっとで良い所だったのに」
『お前ほんと最低だな!!
何しようとしてたか大体察したけどやめてくれ
はぁ……ほんとに恥ずかしかった……』
山崎の登場により正気を取り戻したAが俺から離れて頭を抱える
プンスカ怒ってるけどまぁいつものツンデレと対して変わらねぇや
山「あのAさん今のは…?」
『あいつが好き勝手にやりやがった結果だ
別にそーゆー意味じゃねぇから誤解しないでくれ』
山「そ、そうだったんですね…良かった〜」
『…山崎やっぱり良い奴だな』
多分あいつからしたら自分の身を心配してくれたから良い奴って思ってるんだろうが
山崎のあの表情からするに勘違いして浮かれてんな
ったくこれだからジミーは…←
けどこいつ狙ってんのは俺だけじゃねぇからな…
少しでも気ィ抜いてかっ拐われたら終わりだ
悪ぃが俺は一度狙った獲物は逃がさない主義なんでね
手に入れるまで狙い続けやすよ
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レーニャン(プロフ) - できました。 https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Imagine-byR/ ←こちらからどうぞ。 (1月27日 1時) (レス) id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - レーニャンさん» …へあっ!?うわあ”ああありがとうございます!!!!めっちゃ嬉しい……!! (1月27日 0時) (レス) @page15 id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン(プロフ) - イラストもう少しでできます。 (1月27日 0時) (レス) @page15 id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - クロさん» リクエストして下さりありがとうございます!温泉エピソード…その発想はなかったぜ…!考えてきますっ(о´∀`о) (2020年10月5日 21時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 温泉に大勢で行くエピソードが読んでみたいです!リクエスト遅くてすいません。更新頑張って下さいね!応援してます。 (2020年10月5日 20時) (レス) id: 9aa604e515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections
作成日時:2020年1月19日 20時