【銀魂】逆ハーなんて平和の妨げ補正いらん

第40訓 ページ45

おはよう諸君

ついに来ちゃったよこの日が

三日間の平和の為にやる大試練の日が

窓の外では雀が呑気にチュンチュンと鳴いております

これだけならまだ平和なんだけどねぇ…


『うっっわ何じゃこりゃ』


朝からポストを開けるなりバサバサと大量の手紙が降ってきた

それも全部あの野郎共からのラブレターである

そして携帯を開くと大量の不在着信とメール

おいおい一体全体どうなってんだ

私がグースカ寝てる間に頭でも打って可笑しくなったのか？

あ、でもあいつら全員頭可笑しいか←

神ちゃまにでも聞いてみるか


『なぁ神ちゃま』

神ちゃま「ん？ふぁひ？？」

『……もうちょっと上品に食べろや

神様のくせに下品だぞ』

神ちゃま「ふぁはっへるほ」

『ぜってー分かってねぇ…

それより今朝からセコム共が異常な位元気なんだけど

お前何か知らね？』

神ちゃま「ん、昨日言ったでしょ

狂気のセコム達から一日逃げ切れ大試練だって」

『あ？あー言ってたな

え、まさかこれ試練の一種？』

神ちゃま「そそ

あとアドバイス、ゲームオーバーになりたくないなら今すぐ家から離れた所に行った方が良いよ

それじゃ俺は朝飯の続きするんで頑張れー」


つまり今此処にいたらまずいって事か

家から離れた場所……何処行こうか

んー、いっそ江戸から出た所で一晩過ごすか

それが一番安全だな、うん。

よしそうと決まればとっとと江戸から出よ


沖「おはよーさん、A

起きたばっかのとこ悪いが付いてきてもらいやしょうか」

『うわクソS沖田じゃねぇか目覚め悪いな今日』

沖「んなキツい事言わねぇでくだせぇよ」

『つか何で朝からあんたに付いてかなきゃいかねぇの

私今から出掛けるんだけど』


ほんの些細な愚痴だったはずなのに

なのに…奴の目付きが明らかに変わった

え…何で？


沖「こんな朝っぱらから何処行く気ですかィ？

まさか…俺という者がいながら他の男の所に行く気じゃねぇだろうな」

『いやいやいや！ちょっと待て！！

何！？あたかもカレカノ関係みたいに言ってるけど何なのお前！？

まず男じゃねぇし人をビッチみたいに言うな！』

沖「はっ…そうだよな

お前は俺の女だもんな…」

『お前マジで耳大丈夫？

良い耳鼻科紹介しようか？？』

沖「じゃあ大人しく付いてきてもらいやしょうか

拒否権はないんで…四露死苦」

『…うっす』


ご丁寧に首輪まで着けやがってクソが…←

待ってこれ知ってる

アレだ、ヤンデレだ

第41訓→←第39訓

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す