【銀魂】逆ハーなんて平和の妨げ補正いらん

第2訓 ページ4

私がやって来たのは古風な建物が並ぶ街が特徴の世界だった

まるで教科書に載ってる江戸時代が

そのまま飛び出てきたみたいだ

少なくともこれを見てガールズバンド時代でも

スタァライトでもない事が分かる

心当たりがあるとしれば…


『はぁ〜……マジか……』


よりにもよって一番知らないアニメの世界に来てしまったな

神ちゃま何で銀魂の世界に飛ばしたんだよ

私がもうちょい銀魂見てれば良かったって言ったからか？

とはいえ、いつまでも此処で突っ立ってる訳にもいかない

少し歩いてみるか

にしてもすげぇな〜

まさか江戸の風景や文化を生で見れるとは思わなかった

清子だったら此処に来た時点で嬉しさのあまり失神しそうだな←


『…お、すっげぇ立派な弓矢…』


とある店に売っていた弓矢は、

部活で使っているようなものとは比べ物にならない程立派だった

これ欲しい……けど金がなぁ……

一応確認してみっか

そう思って鞄から財布を取り出して見ると…


『え、何か所持金増えてね？』


幸い、此処で使われているお金は同じものだったが、所持金が明らかに元より多かったのだ

ゆ、諭吉がいっぱい…←

これも神ちゃまの力だろうか

けどこれで家とかそういう生活費には困らねぇな

何だ、やっぱあいつ良い奴じゃんか


『おじさん、この弓矢下さい』


これ位買ってもいけるよな


「はいよ、お嬢ちゃん目の付け所がいいねぇ

これは凄腕の狙撃手が喉から手が出る程欲するって言われている名刀ならぬ名矢なんだよ」

『へ、へぇ…そうなのか…』


つか、言っちゃ悪いけど

何でそんな弓矢がこんな普通の質屋に売ってるんだよ


「？にしてもお嬢ちゃん変わった格好してるね

何処かの御令嬢か何かかい？」

『へっ？いやいやまさか！

そんな大それたものじゃないですよ〜

お、おほほほ……』


そりゃそうなるよな

だって江戸時代だぞ？

江戸時代にこんな格好おかしいし

第一うちの学校の制服、派手なんだよ

お嬢様かよ！って突っ込みたくなる位、

可愛らしさと清楚さを混ぜ合わせたみたいな服なのだ

逆に言うと男子は格好よさと清楚さ…みたいな？

…そうだ服！

服も買わないといけない

まずは家を探してそっから服だ

不動産は何処かと探しだそうとした時だった

突然複数の男に囲まれた

…何か嫌な予感がすんだけど

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