里帰り ページ27
里帰りって奴で、俺は田舎に帰る
その間に刀剣男士達には留守番頼んだんだけど、みんな大人は無理だと言い、チビ達は泣いたから...仕方なく連れてきた
今は電車に乗っている
初めての電車に、チビ達は勿論、大人も騒いだ
和「うぉぉぉ！！見ろ！見ろ之定！なぁ！」
歌「和泉守！雅じゃないから静かにしないか」
長「俺の方が速くないか？」
燭「あはは...」
まぁ、一車両貸し切りにしたからいいけど..
他の車両には普通の人が乗ってるから少しだけ
静かにして欲しい
てか..チビ達の方がいい子だぜ？
鶯丸「あるじ、あるじ、おやまだぞ」
髭切「きれーだねぇ」
『そうだな。あんまり顔出すなよ』
俺の膝上に鶯丸、向かい側の髭切の上にチビ髭
二人共瞳を輝かせ外を見ていた
他はそれぞれの刀派とトランプしたりして
いい子に座っていた
髭「主の故郷ってどんなところなんだい？」
はしゃぐ髭切を座らせて髭切が問うてきた
『ん？』
膝「そうだな、俺も知りたいぞ主」
ひょっこり現れた膝丸はちゃっかり髭切の横に
座ってスナック菓子を開けていた
鶯「ならば、俺も聞かねばなぁ」
『！？』
ちゃっかり俺の横を陣取った鶯丸は微笑んで
うぐの頭を撫でると、俺に言って来た
『何なのお前ら』
鶯「主の子供の頃が聞きたい...チビ達みたいにやんちゃだったのか？」
『その顔、女達に向けたらアウトだからな』
とてつもない優しい顔をした鶯丸は、俺さえ
心臓がやばくなったわ
とはいえ、一息ついて俺は仕方なく口を開く
胸の辺りにあるうぐの頭に手を置くと
柔らかい髪の毛が心地よかった
『そうだな、俺の故郷は田舎中の田舎..スーパーなんてもんは身近になかったし、もちろんゲームもなかった。小さい頃は野山駆け回って、ダチと海ではしゃいで..とにかく外ばっかで遊んでたな.....あぁ、１回俺、猪と決闘した時あったぜ』
鶯丸「いのしし？あの、おいしーやつ！？」
『あぁそうだぞ』
キラキラと俺を見上げたうぐに苦笑し
俺は電車の窓から、過ぎ去る景色に目を向けた
『あんときゃ...結構びびった。友達はケガするし、雨も降ってくるしで.....だけど、じいちゃんから教わった相撲技でぶっ倒してやったんだ。その日は猪鍋だったぞ』
鶴丸「うわぁ..しゅごいなぁ！」
いつの間に居たのか、俺の足元でぴょんぴょん跳ねてる鶴丸
鶴丸「いのしし、おりぇもけっとーしたい！」
鶯丸「おなべたべたい！」
『会えたら決闘してみるか鶴丸...猪が居たら、食わせてやるよ鶯丸』
懐かしい田舎の匂いが鼻を刺激した
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風船ガム - Nさん» はい！ありがとうございます！と、吐血...！？ 鶴丸「ちぃはくのか？.....いたいか？なでてやるぞ」...楽しみにしてて下さい！ (2018年8月14日 19時) (
レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 朗報を拝見しました！またお話しが出来るとの事で、今からすごく楽しみです。あの可愛すぎるちびちゃんたちや、保護者たちの生活が読めると思うと、吐血しそうです。楽しみにしています！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Nさん» 初めまして！ありがとうございます！そんな...虜にしてしまいましたかｗ.......本当にありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 初めまして。作品を拝見致しました！とても素晴らしい作品ですね。何度も読んでいますが、読むたびに、色々な魅力を感じられて、今ではすっかり貴女様の作品の虜になっています！これからのお話しの展開が楽しみです！ (2018年8月14日 13時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - mii(｡ρω-｡)さん» それは良かったです！...こちらこそ返信が遅れて申し訳ございません！！ (2018年8月13日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年1月11日 21時
