犯罪だからな【誘拐リク】 ページ19
side加州
主は俺達が揃うと同時に、
馬に跨って、駆けた
俺達もそれについて行き、しばらく走ると
目的の本丸に着く
「うっわ..」
鶴「センスなし」
思わず漏らした言葉に主も苦笑していた
俺達が見上げる本丸はピンクで
もう、なんかもう駄目だわこれって思うほど
『とりあえず、馬から降りるぞ』
主の指示で馬を近くの雑木林に置き
俺達は歩いて、本丸に向かった
主がインターホンを押すとゆっくりと門が開く
数「...はぁ」
青「おや、どうしたんだい？」
数「頭痛と吐き気が襲ってきました」
鶴「そりゃごもっともだな」
山「それにしても、すんなり門が開いたな」
「宅配便だとでも思ったんじゃない？」
俺達が雑談しながら歩いている時にも
一歩手前を歩く主は表情を一つも動かさず
ただ怒りを押し殺して歩いていた
そして遂に、玄関へと到着した
───────────────
sideA
玄関へついて、中に一歩踏み入れた瞬間
俺は不快感に襲われた
そこら中から漂う悪臭
鶴「っうぉい、マジかこれ」
鶴丸が驚くのも無理はない
しばらく玄関に立っていると、審神者らしき人物
が、一期一振を連れて出てきた
審神者「ようこそ、我が本丸へ」
艶美に笑った審神者は大人の色気が出ていたが
俺にゃ通用しねぇぞ...クソババア
『どうも』
営業スマイルを向けると、相手は快く俺達を
中へと入れてくれた
ぺちゃくちゃと話しながら長い廊下を歩く
...駄目だ。チビ達の気配が感じ取れねぇ
『山姥切、青江...チビ達を探せ』
俺は審神者に気づかれぬよう二人に指示を出した
二人は頷き、こっそりと列から離れ、散った
審神者「刀剣男士の方々はぁ..そうねぇ、一期、とりあえず客間にお願いするわね」
一期一振「...かしこまりました」
審神者の指示に寄り、刀剣男士達は一期一振に
別の部屋へと連れていかれる
審神者「やっとお二人になれましたわぁ」
審神者は色目を使い俺の袖を引いてきた
うん。キモイなコイツ..昼間から盛んダナおい
俺はそのまま審神者部屋に連れ込まれ
畳に押し倒される
審神者「貴方..とてもかっこいいから..私の夫にしてあげるわぁ」
『...』
審神者「お歳は幾つでぇ？」
『今年で26ですよ』
無表情に答えれば、上に乗っかっている女は
嬉しそうに目元を細めた
それから俺の着物に手をかけて来た
『お一つ伺っても？』
審神者「なぁに」
明らかに不機嫌になった女に
俺は鋭い視線を送り言った
『誘拐が犯罪だとご存知で？』
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風船ガム - Nさん» はい！ありがとうございます！と、吐血...！？ 鶴丸「ちぃはくのか？.....いたいか？なでてやるぞ」...楽しみにしてて下さい！ (2018年8月14日 19時) (
レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 朗報を拝見しました！またお話しが出来るとの事で、今からすごく楽しみです。あの可愛すぎるちびちゃんたちや、保護者たちの生活が読めると思うと、吐血しそうです。楽しみにしています！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Nさん» 初めまして！ありがとうございます！そんな...虜にしてしまいましたかｗ.......本当にありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 初めまして。作品を拝見致しました！とても素晴らしい作品ですね。何度も読んでいますが、読むたびに、色々な魅力を感じられて、今ではすっかり貴女様の作品の虜になっています！これからのお話しの展開が楽しみです！ (2018年8月14日 13時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - mii(｡ρω-｡)さん» それは良かったです！...こちらこそ返信が遅れて申し訳ございません！！ (2018年8月13日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年1月11日 21時
