俺を誰だと思ってんの【誘拐リク】 ページ20
問いかけに女は当たり前のように頷いた
『ならば..それなりの処罰が下される事も勿論ご存知ですよね』
審神者「当たり前よぉ？..だって、悪い人にはそれなりの仕置が必要でしょー？」
『えぇ』
俺はスッと女を見据えた
そして、痺れを切らした女が再び俺の胸元に
手をかけた瞬間
審神者「っ！」
『だったら殺されても文句ねぇよな』
俺は女の首を片手で掴みあげた
女は俺の上で必死にもがき、俺の手を退けようと
爪をたてるが...俺は離さないでせせら笑う
『ざまぁねぇな』
審神者「ｱﾞっ....った」
『離して欲しいか？』
問いかけに頷く女に、俺はぱっと手を離した
女は俺から退き、地面に伏せて咽びかえる
俺は乱れた着物を整えて立ち上がり
そのまま女の脇腹を蹴りあげ、髪を掴んだ
『チビ達は何処にやった？』
瞳を覗き込み問いかけても女は痛みに悶え
血を吐き出すばかり
『...答えられねぇのか？だったらその口は要らねぇな？』
懐から短刀を取り出すと女は驚いた顔で俺を見
て
そして口を開いた
審神者「しっ..知らな、いわっ」
『..』
その答えに俺は女を掴んでいた髪を離して
後方に突き飛ばす
襖にぶつかり、座り込んだ審神者は
恐怖に染まった表情で俺を見上げた
『知らない訳ねぇだろ？うちの光忠が言ったんだよ。アンタが三日月と一期を攫ったって』
審神者「知..らなっ..わよ！」
『ハハッ、あっそう。ここまで来ても白を切るつもりか..いい度胸だな』
短刀を女の足元目がけて放り投げる
女の小指すれすれで短刀が畳に突き刺さった
『知らないなら、もう要らねぇよお前』
ともすれば審神者は甲高い声で俺に言った
審神者「なっ...アンタこそ犯罪者じゃない！
いきなり押しかけてきて..私の首を締めて..
殺人未遂よ！」
『だから？』
審神者「！？」
別にどうでもいいんだよ...んな事
俺には、別にな......それより、俺は今
『相当頭にきてんだよ』
審神者「..何、がよ」
『どこまでも白を切るアバズレ女にな..てめぇでやった罪を認めない。攫った子供を返そうともしない。挙句当然のように自分のものにしようとする..そんな奴に、俺は怒ってる』
小さく肩を揺らした女を見下ろし
俺は一つ言った
『俺の刀剣男士達がチビ達を見つけた場合...
何を言おうと俺はてめぇの首を撥ねる』
審神者「そんなの.許される訳ないじゃない！」
俺の言葉に反論した女に、口元を歪め言った
『許されるよ。俺を誰だと思ってんの？
それにさぁ...それ位の事をお前はしたんだし
当たり前の事だよな？』
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風船ガム - Nさん» はい！ありがとうございます！と、吐血...！？ 鶴丸「ちぃはくのか？.....いたいか？なでてやるぞ」...楽しみにしてて下さい！ (2018年8月14日 19時) (
レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 朗報を拝見しました！またお話しが出来るとの事で、今からすごく楽しみです。あの可愛すぎるちびちゃんたちや、保護者たちの生活が読めると思うと、吐血しそうです。楽しみにしています！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Nさん» 初めまして！ありがとうございます！そんな...虜にしてしまいましたかｗ.......本当にありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 初めまして。作品を拝見致しました！とても素晴らしい作品ですね。何度も読んでいますが、読むたびに、色々な魅力を感じられて、今ではすっかり貴女様の作品の虜になっています！これからのお話しの展開が楽しみです！ (2018年8月14日 13時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - mii(｡ρω-｡)さん» それは良かったです！...こちらこそ返信が遅れて申し訳ございません！！ (2018年8月13日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年1月11日 21時
