前兆【誘拐リク】 ページ16
良く晴れた夏の日
燭「じゃあ、行ってくるね」
『おう』
三日月「たくさんおやさいもってくるぞ」
一期「あるじ殿のために、おいしい野菜を、おとどけします」
みっちゃんと共に、
三日月と一期が畑当番へ向かった
二人は麦わら帽子を被り手を繋いで楽しそうに
駆け出していく
『昼は向こうで食ってもいいからな』
うちの畑は離れているから、結構大変
燭「了解。二人がバテたら帰ってくるよ」
みっちゃんも麦わら帽子を被り、二人を追った
歌「彼はおにぎりを持っていたから、たぶん昼餉は向こうだろうね」
隣で共に見送った歌仙がエプロンを付けながら言った
『おう。そうか』
...エプロン似合ってんなぁ
歌「なんだい？」
思わず魅入ってたら歌仙に怪訝な顔された
俺は慌てて手を振って厨から出る
『昼餉の手伝い、まだ欲しいだろ？誰か呼んでくるけど誰がいい』
歌「一期一振を頼めるかい」
『了解』
厨から出る前に聞いて、俺は一期一振を呼びに
行った
────────────────────
side一期一振
私は主殿に言われ厨に向かった
厨では歌仙殿が既に昼餉の用意を始めていたので
私も急いで手伝いに加わる
歌「済まないね」
「いえ。小さい子達がいる為に、他の本丸より色々と大変なのですから...手伝いなど当たり前ですよ」
言うと歌仙殿は微笑み作業を再開した
「昼餉の献立はなんですかな？」
歌「冷やし中華にしようと思ってね」
「それは良いですね。作業もさほど手間がかかりませんし」
献立を聞いて私もエプロンを付けた時
違和感を覚えてポケットを探ると
「おや」
歌「どうしたんだい？」
「いえ、少し..あの子から貰ったビー玉が」
歌「あぁ...欠けているねぇ」
「何事もなければ良いのですが」
ポケットに入っていたビー玉にヒビが入り
一部が欠けていた
─────────────────
sideA
一期を厨に向かわせた後、部屋に戻ろうと廊下を歩いてたら、前から鶯丸が来た
『よっ』
鶯「主か。ちょうどよかった」
何やら畏まった様子の鶯丸に俺は首を傾げると
鶯「先程、三日月と茶を飲んでいたら..小さい三日月の湯呑が勝手に割れてしまってな。新しい湯呑がないか聞こうとしたのだ」
『湯呑か、あいにく絶えてるからなぁ、新しく万屋で買っておくよ』
鶯「そうか！ありがとう主」
鶯丸は笑顔で戻ったが
ふと俺は嫌なものを覚えた
『勝手に湯呑がね..』
畑当番だしみっちゃんもいるから
何も無いと思うけど..嫌な感じがする
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風船ガム - Nさん» はい！ありがとうございます！と、吐血...！？ 鶴丸「ちぃはくのか？.....いたいか？なでてやるぞ」...楽しみにしてて下さい！ (2018年8月14日 19時) (
レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 朗報を拝見しました！またお話しが出来るとの事で、今からすごく楽しみです。あの可愛すぎるちびちゃんたちや、保護者たちの生活が読めると思うと、吐血しそうです。楽しみにしています！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Nさん» 初めまして！ありがとうございます！そんな...虜にしてしまいましたかｗ.......本当にありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 初めまして。作品を拝見致しました！とても素晴らしい作品ですね。何度も読んでいますが、読むたびに、色々な魅力を感じられて、今ではすっかり貴女様の作品の虜になっています！これからのお話しの展開が楽しみです！ (2018年8月14日 13時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - mii(｡ρω-｡)さん» それは良かったです！...こちらこそ返信が遅れて申し訳ございません！！ (2018年8月13日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年1月11日 21時
