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彼女__秀菜がE組に来て、一週間ほどが経った。

ある時は暗殺者の先輩として技術を教え、そしてまたある時は同級生として、彼女はE組で普段体験できないことを味わった。

勉強__

友情__

そして____恋。

きっかけは他愛もない事であった。

体育の授業時、彼は珍しくやる気をだし、彼女にナイフ術を教わった。

彼にとってはそれだけの事。

彼女にとってはそれ以上の事であった。

「へぇ〜そんな使い方あるんだ」

「そ、それでね____」

彼女自身これが恋などと気づいているはずもなく、ただ真面目に教えようと内から湧き出てくる感情を抑え込んでいた。

「ん、ありがと、めっちゃ楽しかった」

そういって笑う彼に顔を赤らめ、声が喉に突っかかってうまくしゃべれないままで彼女も返事を返した。

「そういってくれて嬉しいな……こ、こちらこそありがとう!____カルマ君!」

彼女は後にカエデにそれは恋だ、と教わった。

自覚してからは、はやかった。

彼に触れてほしい。

彼にそばに居てほしい。

______彼が欲しい。

あふれ出す無限の欲は汚く輝かしい。

しかし、彼女には一人だけ邪魔な存在がいた。

「ねえねえ、また作ってほしいんだけど……」

「え、ま、またですか!?」

彼女はとびきり美人という訳ではなかった。

ただ、誰よりも頑張りやで、誰よりも誠実だった。

そして、意外にも女子では特に彼と接点が多かった。

「えーと、じゃあこれを作ればいいんですね?」

「うん、そーそー。よろしくねー_____奥田さん」

___故に、彼女が妬ましかった。

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まぷりる(プロフ) - あすほさん» すみません、間違えてました!教えてくれてありがとうございます! (2017年9月13日 21時) (レス) id: e47700b7da (このIDを非表示/違反報告)
あすほ - [宿題を忘れた時は....]の話の時の『性格』何ですが、”性別”だと思います。 (2017年9月3日 12時) (レス) id: da8cf40f99 (このIDを非表示/違反報告)
まぷりる(プロフ) - 桜美さん» ありがとうございます!桜美さんのおかげで頑張れそうです!笑 (2017年8月29日 22時) (レス) id: e47700b7da (このIDを非表示/違反報告)
桜美 - 初めて読んだのですが、すっごく面白いです!これからも更新頑張ってください! (2017年8月19日 11時) (レス) id: 50e6bfe089 (このIDを非表示/違反報告)
まぷりる(プロフ) - 銀魂妄想爆発ガールさん» ありがとうございます!タイトル案助かりました笑 (2017年7月26日 22時) (レス) id: e47700b7da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まぷりる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maycry  
作成日時:2017年4月16日 11時

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