元カノと嘘つきな侍さん 【暗殺教室】 【銀魂】

下校 ページ45

放課後。

「奥田さん、一緒に帰ろうよ！」

「あ、私も一緒に帰っていい？」

「はい、一緒に帰りましょう、不破さん、原さん！」

教室で帰る準備をしていた奥田に不破と原が声をかけた。

帰り道、三人の話題は殺せんせー用の薬、最近の少年ジャンプで一番あついもの、早くておいしい時短料理ときて転校生の秀菜のことになった。

「にしても秀菜ちゃんって全然暗殺者っぽくないというかなんていうか……普通の女の子、ってかんじよね」

原がそう呟くと不破がこう返した。

「いや、ここはもしかしたら普通の女の子を装った世界最強の暗殺者ってパターンもありかもね…」

けど、暗殺によってが冷え切ったしまっている彼女の心を私たちが……！と熱く語る不破。

話に置いていかれてしまった原と奥田は苦笑いをこぼした。

「ま、まあこれで殺せんせーを殺せる確率も上がりますよね！」

「そ、そうだね！もしかしたら一学期中に殺せちゃうかも！」

なんとか二人が秀菜の話に軌道修正した。

「ま、律みたいに馴染めないってことがなかったからね……これぞ二次創作転校生特権」

「メタいですよ、不破さん」

その後結局軌道修正したのが水の泡となり、評価ってよくよくクリック一つで書いている人を幸せにできるすごいものだとか主人公の苗字を懲りすぎて作者自身わからなくなっているときがあるだとかの話に変わっていった。

仕事→←タイプ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す