元カノと嘘つきな侍さん 【暗殺教室】 【銀魂】

理科の実験は説明がとんでもなく長い ページ32

そして遂に球技大会当日。

野球部選抜が入場し、気合の入った様子で素振りなどを始めた。

あの背が高いやつが進川君か。(注 進藤君)

まあ最低でも圧勝が義務だろうからな。

あっちもあっちで容赦しない、ということか。

まあそのほうがやりがいがある。

手の抜いた勝負ほどつまらないものはない。

こういうのはいつも本気じゃないと。

始めはＥ組の攻撃。

先頭打者はクラスの中でも俊足の木村君だ。

ちなみに殺監督はボールに紛れている。

一球目。

進奈君の投球は豪快な音を立ててミットに入った。(注 進藤君)

「一回表を進藤が三人で終わらせて一回裏で十点取ってコールド勝ちだ。」

そんな相手チームの監督の声がきこえてきたが、そうはいかない。

二球目。

殺せんせーのサイン通り木村君がバントをいいところにころがし、ノーアウト一塁。

先頭打者が木村君な理由もわかっただろう。

次の打者は渚君だ。

もう一度殺せんせーがサインをだす。

あれは確か三塁線に強いバント、だったな。

その通りに渚君はバントを成功させ、これでノーアウト一二塁。

相手チーム含め観客までもがざわめき始めている。

続いて三番打者の磯貝君もバント成功。

「ま、満塁だー！

　ちょっ、調子でも悪いんでしょうか！？」

放送の声も戸惑いの色であふれている。

いける。

試合は完全にＥ組のながれになっているのだから。

来週の日曜日まで更新を停止します。気長にお待ちください。あ、ちなみにこれは本編ですよ。→←小さく前にならえをする意味がよくわからない

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す