元カノと嘘つきな侍さん 【暗殺教室】 【銀魂】

めちゃくちゃキャラが濃い先生が居る ページ4

木々の中を進んでいくと突然なにかにぶつかった。

だいぶ早足で進んでいたため反動が大きい。

後ろに体が傾く。

まったく、今日の私は何回こけるんだろうか。

衝撃に備え、目を瞑った。

が、一向に衝撃は来ない。

恐る恐る目を開けると目の前にあったのは端正な顔立ち。

その中の蒼い眼が確実に私を捉えていた。

慌てて今の状況を確認すると、どうやら私は闇夜叉に腕を引っ張られ、腰を支えられているらしい。

少し胸が高鳴る。

なんなんだこのイケメンスキルの高さは……。

「大丈夫か？御嬢さん。」

「あ、は、はい。

　ありがとうございます！」

ゆっくりと体を起こされる。

どうやら身長は１５７ｃｍの私とさほど変わらないらしい。

「どこからおいでで？」

勿論こんな質問が来ることは予想済み。

「黄菊村、っていうところなんですけど……実はその村、天人に焼かれちゃったんです。

　私、必死で逃げだしてきて……。」

偽りの涙で頬をぬらしながら嗚咽交じりの声でそう言った。

「あの、攘夷軍の方ですよね。

　でしたらお手伝いさせてください！

　戦闘は駄目でも、医療なら母に学んでいましたから！」

黒髪の彼の手を握って目を見つめる。

次に言葉を発したのは隣で完全に空気と化していた白夜叉だった。

年中マスクをつけている人は息苦しくないのだろうか→←国語の記述問題が吸い取るやる気の量は半端じゃない

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