3話 ページ3
Aside
『あ、そろそろ夕飯の買い出し行かないと』
時計を見ると、針はすでに16時をすぎたところを指していた
「オレ達もそろそろ仕事に戻るか。」
そうブチャラティが言うと、ナランチャとフーゴも席を立ち上がる。
あ、皆出るのね。
注文したココアとフルーツタルトのお会計を済ませようとバッグを開くと、隣から
「会計はこっちとまとめて頼む」と声がした。
思わず『えっ』と声が漏れる
『ちょっ、ブチャラティ！？』
私が慌てている間に、お会計は進んでいく。
「うちのヤツが世話になったんだ、これぐらいは払わせてくれ」
目を少し細めて微笑むブチャラティ。うん、絵になる。
『ありがとう』
素直にそう言うと、支払いを済ませたブチャラティが扉を開けて誘導してくれる。
皆さん、これが男の鑑です。
『じゃあ私こっちだから…皆、お仕事頑張ってね』
*…*…*…*…
うーん、今日の夕飯何にしよう？
ま、お店についてからゆっくり考えようかな。
両親の帰りは夜遅いため、食事はいつも自分で作っている。
少し寂しいけど、家のために頑張ってくれてるんだし…ここは我慢するところだよね
うーん、、パスタと、サラダにシメのチーズ……あっ、このパッケージ美味しそう。
ブチャラティ達は何が好きなんだろう？
またご飯一緒に食べたりしたいなぁ
のんきに買い物をして店を出ると、もうほとんど日は沈みかけていた。
『長居しすぎた……早く帰らないと』
このあたり、治安がよくないし面倒なのに巻き込まれる可能性は大だ。
少し早足で歩いていると、何やら男性の怒号とおびえる女性の声。
はい、通らないと帰れない道端でカツアゲー。
『誰か、、嘘だと言って……』
素通り……できるわけがない。しかも子連れですね？良心痛い。
『あの、おにーさん……おうちに帰りましょうよ』
私が後ろから声をかけると、いかついお顔をこちらに向ける男性。
「あ"？」
ドスが効いてます。怖い。
『私大丈夫なんで、逃げてください』
こそっと耳打ちをすると、案の定女性は驚いた顔をする。
子供に手を引っ張られて、なんとか去って行った。
「驚かせるね〜弱そうなのに、どういうつもりかなぁ？」
鼻でバカにしたように笑う男性。
『今ならまだ、無事に帰しますけど？』
*…*…*…*…*…
幸運を運ぶ黄金の風キャラ
トリッシュ
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林檎凛子(プロフ) - 最近アニメ見て、ブチャラティ見て、最初に思ったことが、｢占ツクに行かなきゃ…(使命)｣でした…(笑)そこでこんな素晴らしい作品に出会えて感謝しかないです。ホント。好きです。これからも頑張ってください。そして絵がお上手で憧れます (2019年1月6日 20時) (
レス) id: 49cb444d15 (このIDを非表示/違反報告)
林檎凛子(プロフ) - 最近アニメ見て、ブチャラティ見て、最初に思ったことが、｢占ツクに行かなきゃ…(使命)｣でした…(笑)そこでこんな素晴らしい作品に出会えて感謝しかないです。ホント。好きです。これからも頑張ってください。そして絵がお上手で憧れます (2019年1月6日 20時) (レス) id: 49cb444d15 (このIDを非表示/違反報告)
れあ(プロフ) - ニックネームさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます…！楽しんでいただけて、本当に嬉しい限りです(´`*) 更新頑張ります！ (2018年12月24日 1時) (レス) id: 91035ceaa1 (このIDを非表示/違反報告)
ニックネーム(プロフ) - いつもなんかブチャラティかっこよすぎてドキドキする。見てるこっちが酸素不足になりそう笑 本当にいつもドキドキするような話をありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2018年12月20日 0時) (レス) id: 4f09a1f1a3 (このIDを非表示/違反報告)
れあ(プロフ) - よりりさん» コメントありがとうございます！ こういった展開いいですよね、私も好きです笑 応援ありがとうございます、とても励みになります！これからもこの作品をよろしくお願いします…！ (2018年12月19日 2時) (レス) id: 91035ceaa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れあ | 作成日時：2018年12月1日 16時
