【stpr】桃宮家の日常２

番外編　:　急成長 ページ22

莉犬side





やっべ、遅刻遅刻...(+｡+)ｱﾁｬｰ



動画撮る約束をしていたのに、寝坊してしまった。



走り急いでさとみくんの家へと向かう。



「ごめーん、遅れた...ん？」



扉の向こうから、女の子の声が聞こえる。



桃花ちゃんかと考えたが、桃花ちゃんにしては大人びた声。



桃花「もう知らないっ！パパのばーか！」



出てきたのは



白Tシャツに灰色のパーカー、水色のデニムのショートパンツを履いた少女。



桃花「あれ、莉犬くんじゃん！」



さっきまで怒鳴っていたのに、急にキャラが変わる。



「桃花...ちゃん？」



桃花「おひさー！いつぶりかな？」



さ「ごめん、莉犬...説明させてくれ」



「さとみくん？どゆこと？」



さ「実はだな............」



「急成長？！？！」



さ「目を離した隙に大きくなってた...(_ _)」



桃花「......つまんないからコンビニ行ってくる」



さ「お金は足りるか？変な人に絡まれないようにするんだぞ？」



桃花「うっさい、やめてパパ」



財布を片手に桃花ちゃんは家を出て行った。



さ「この通り思春期でさ...」



「......頑張れ、さとみくん」



さ「A...早く帰ってきてよ...(T^T)」



『呼んだ？』



背後から突然声がした。



さ「Aっ！助けてくれ！」



『どうせ桃花のことでしょ？』



さ「桃花が急成長しちゃって」



『たまに起こるよね〜』



「え？なんて？」



たまに起こる？！？！



『作者が息抜きに番外編を書きたくて桃花を急成長させたの』



...作者？



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はい、息抜きです。



十話ごとに一つ、番外編を入れ込みます。



たまにイラストですけどもね。



これは桃花ちゃんの高校生のイメ画です。






このくらいの時を番外編で召還しました。



作者より。

第四十一話　かくれんぼ→←第四十話　遺伝子

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