7話 ページ8
？｢その子。私たちの方で引き取らせて貰えないかな。｣
ふわふわとした声
大好きな声
懐かしい声
私の名前を何度も呼んでくれていた
ハッとしてその声の方に顔が向く
『お館様……！！！！！』
お館様 ｢久しぶりだねA。遅くなってすまなかった｣
お館様様はすぐに私の方に歩いてきて頭を撫でてくれる。
『お館様！お館様！！
ベットから立とうとしたが足がいきなりガクッと落ちたのでお館様に支えられて何とか立つ
ﾋｰﾛｰ ｢おい、どういうことだ。部外者が勝手に立ち入る場所ではないぞ。さっさと立ち去れ｣
ヒーローが不快そうに御館様を睨みつける
お館様 ｢この子は私の子供だ。決して部外者ではない。そうだろう？A｣
私は何度も頷く
ﾋｰﾛｰ ｢何を言っているのか知らないが、あまりふざけたことを言っていると誘拐犯として捕らえるぞ｣
ﾋｰﾛｰ ｢おい、そこの看護婦。とっととこいつをつまみ出せ｣
ヒーローにそう言われて看護婦が慌ててお館様を外に出そうとする。
しかし、
？ ｢お館様に触らないで｣
何者かが扉からスッと入ってきてお館様に触ろうとしていた看護婦の手を払い除けた
あれは…
『……時透…君？』
時透 ｢久しぶりだね、マナ｣
前世とは違いもっと背の低くなっていた時透君がいた
長い黒髪に毛先が青くなっているのは変わらない
前もかなり幼かったが今はそれよりももっと幼くなっていて、愛らしさを感じさせる
そして時透君は年相応の笑顔を浮かべて、私に抱きついてきた
時透 「Aもここにいて本当に良かった…」
はらはらとその頬に涙を流す時透君
私も時透君とお館様に会えたのが嬉しくて嬉しくてつい涙が零れてしまう。
ぎゅっと時透君を抱きしめ返すと、上から穏やかな顔で御館様が私たちを撫でてくれた
お館様 「さて。ではAはこちらで引き取らせてもらう」
ヒーローと医者の前できっちりと言い放つ
ﾋｰﾛｰ 「おい。流石に容認してられねぇな。てめぇらは誰なんだよ、警察につきだすぞ！」
ヒーローがお館様の胸倉を掴み、怒鳴りあげた
時透君はすぐさまヒーローに掴みかかろうとするが、それをお館様は手で諭した。
お館様 「"鬼殺隊"の当主だ」
鬼殺隊……？！
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目玉焼き(プロフ) - 取り敢えず出久くんがかわいいってことがわかりました！←…控えめに言って神ですね。そして更新頑張ってください！ (2020年5月7日 4時) (
レス) id: e9bd1f6a74 (このIDを非表示/違反報告)
Miki - 面白いです!更新頑張って下さい!応援してます。 (2020年4月2日 19時) (レス) id: 38ac23a481 (このIDを非表示/違反報告)
寝不足猫ﾁｬﾝ(プロフ) - 神なのか？←← 更新頑張ってください！！応援しております！ (2019年12月24日 16時) (レス) id: 4170bbe3e6 (このIDを非表示/違反報告)
suno - ゆきなさん» 目から水それなです、頑張ってください！ (2019年11月18日 18時) (レス) id: 6ecd2c2ba3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - あれ？目から水が…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年11月17日 13時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四ツ谷 | 作成日時：2019年11月2日 4時
