【ツイステ】スペードの幼馴染野郎の逸話【男主】 (ページ4)

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悪戯魔法03 ページ4

あのあとエペルとジャックはそれぞれの部活に向かって行いき俺とアリババは一緒に寮へ帰ることにした。

アリババは「Aが帰宅部なら俺も帰宅部になる！」といって部活動には所属していない。
俺たちは寮に帰るために鏡舎に向かう。

「そういえば、エペルが言ってたやつどうもう？」

ふとアリババが思い出したかのように聞いてくる。
エペルが言ってたやつ、となるとナイトレイブンカレッジに女がいるって噂の話だろうか。

「どうせゴーストとか肖像画と見間違えたんだろ。」

俺は肩を竦めて答えた。アリババも「だよなぁ」とといいながら笑っていた。
そうしているうちに鏡舎について、俺とアリババはスカラビアの鏡を潜り抜けた。

「あ！A！」

鏡を抜けた先であるスカラビア寮の談話室。
俺とアリババが潜り抜けた時、俺たちの存在に気づいたカリムがこちらにやってきた。
あれこの人軽音部とかに入ってなかったけ？

「カリム。
アンタたしか部活はどうした？」

俺がそう聞けばカリムは
「今日は臨時休部！
なんでも参加できないやつが多数いるんだ」

と腕を組みながらうんうんと考えるポーズをしてカリムは言った。
アリババは「兄さん、考える真似事は似合わないよ」と辛辣な言葉をカリムにいった。
だがカリムはそんな言葉をもろともせず「だよなぁー」とケラケラ笑って頭の後ろで腕を組んでいる。

どっちが年上か分かったもんじゃないな…

俺とアリババは荷物を部屋に置くために自室へと戻っていく。