疑問を持っただけなのに (ページ13)

今日:24 hit、昨日:8 hit、合計:28,525 hit

十二疑問ページ13

そんなこんなありすぎました

私の筋がいいのかたった数日でそこらの不良相手に楽勝できるようになってしまった
勿論、それでもまだ雲雀さんは満足できていないらしいので鍛錬の日々は続いているし

筋肉痛がいなくなる時は来ない

そんな筋肉痛に悩まされていたある日
『委員会会議…ですか？』
「そう」

急に開かれると知らされた委員会会議の名前を聞いてすぐさまパソコンを開き、資料作成にとりかかる。まったく急なことにもほどがある。明日に開かれるなんてきいてない

『委員会会議って何について話すんですか？』
「主に委員会報告と、予算案、それと各委員会で使う教室についてだね」
『.....ん？』

今、委員会で使う教室って言った？

『.....雲雀さん、もしかして応接室って』
「僕の独断だけど」

やっぱりそうですか～
もういまにはじまったことじゃないので、突っ込むことのほうが無駄なのである

あきらめて黙々と資料作成に集中する

委員会会議の日、基本的に委員長以外は入ってはいけないため、会議室の外で待機している
が、何を思ったのか、雲雀さんの前で数人で委員会会議に出席してしまい

挙句の果てにはその委員会は雲雀さんにたてついてしまったのだ

まぁ予想通り外で待機してた他の風紀委員会にボコボコにされていたのだが

私？私はやらかし委員の緑化委員の下っ端が働けるように、緑化委員用の資料まとめを任命されたのでボコボコには参加しなかった

指名されなきゃしないしそもそも喧嘩したくない
護身術で喧嘩習ったけど、私は戦闘狂じゃないしね

ちょっとドタついた委員会会議が終わって応接室でお茶を飲みながら一息

『ふぅ、』
「君、ほんとに図太くなったね」
『雲雀さんの分のお茶も入れたからいいじゃないですか』

なんてお話していた時だった
突然応接室の扉が開き

「へ～こんないい部屋があるとはねー」

山本武と獄寺隼人が入ってきた
命知らずか？？