高杉晋助に愛されすぎてます3

元気そうじゃねぇか ページ30

神威「ただいま♪」






幸久に続き、神威も高杉の元へ戻ってきた







幸久「…その笑顔はどーゆー意味の笑顔だよ…」




神威「どうって？特に意味は無いよ
まぁ、相当おちこんでたけど、大丈夫なんじゃないかな」





幸久「…話できたのか？」





幸久のその言葉に、にこっと笑顔で返事を返す神威




神威「…じゃ、あとは晋助だけだね」






高杉「…何言ってやがる
俺ぁ行くなんて一言もゆってねぇ」





神威「…いーの？そんないつまでも強がってて」




幸久「……」





2人は高杉を見つめる






高杉「……ほっとけ…」






そう言って、高杉はその場を去ろうとする




神威「…晋助が行かなきゃ意味無いでしょ」







そう、高杉の後ろ姿に話しかけた神威

神威の言葉に足を止めるが、再び歩いていった







幸久「…大丈夫なのかよあの二人…このままじゃ
A、本当に船を降りるんじゃ…」




神威「…大丈夫だよ心配しなくても」









なんせ、俺が惚れた女なんだから、ね




A









･









貴方「はぁー…」








とりあえず、部屋を出る支度をした、


幸久も神威も…心配してくれてるんだよね






わたしは目を閉じてふたりの言葉を思い浮かべる









なんでだろう、みんなからかけてもらう言葉には
背中を押してくれる力を感じる





私は深く深呼吸した






2人と話してから…だいぶ落ち着いて、
自分の気持ちも整理できたな





あとは…









晋助、どこにいるんだろう…









わたしはもやもやを振り切るように、
勢いよく部屋を出た









･









貴方「あ…」







部屋を出た







瞬間、驚くべき光景が…









貴方「し、晋助…ーーーーーー」







私の目の前には、晋助がいた









高杉「…よぉ…元気そうじゃねぇか」

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